初ハットでCL決勝T進出に貢献! アストン・ヴィラFWロジャーズ「キャリアのハイライト」
2025年1月30日(木)9時41分 サッカーキング
ハットトリックを達成したロジャーズ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第8節(最終節)が29日に行われ、アストン・ヴィラはセルティックと対戦。3分と5分にロジャーズがゴールを決めて2点をリードすると、36分と38分に失点して追いつかれたものの、60分にオリー・ワトキンスが勝ち越しゴールを奪い、90+1分にはロジャーズがダメ押しゴールを挙げ、4−2で勝利を収めた。この結果、アストン・ヴィラはリーグフェーズを8位で終え、決勝トーナメントへのストレートインを果たしている。
データサイト『OPTA』によると、ロジャーズは試合開始5分以内に2ゴールを決めたCL史上初の選手になったほか、22歳187日の同選手は2004年9月に元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が18歳340日で達成して以来、イングランド人選手としてはCL史上2番目の若さでハットトリックを記録した選手にもなったという。
勝利に大きく貢献し、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたロジャーズは試合後、「これはおそらくこれまでのキャリアでのハイライトだ。信じられないような経験で、クレイジーな雰囲気の試合だった。自分が貢献できたことはとても嬉しい。でも、何よりもこれはチームにとって大きな成果だ」と喜びながら、次のように続けた。
「シーズンの初めは特に目標は設定していなかった。試合ごとに臨機応変に対応し、自分たちを試し、自分たちを奮い立たせたいと思っていた。その通りになった。今の位置にいるのは自分たちにふさわしいことだ。全力を尽くさなければならなかったからね」
また、どこまで行けるかと聞かれたロジャーズは「それは誰にもわからない。僕たち次第でもある。僕たちにはハングリー精神と意欲があり、毎日奮い立たせてくれる監督がいる。僕たちは正しい方向に進んでいる。謙虚な姿勢を持って、地に足をつけて進み続けるだけだ」と今後の戦いに向けて意気込みを口にした。