書類提出が18秒遅れ…バルサが21歳のメキシコ代表DF獲得に失敗か、現在はFIFAの回答待ち

2023年2月2日(木)22時6分 サッカーキング

バルセロナが獲得を狙っていたアラウージョ [写真]=Getty Images

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 バルセロナの今冬の補強は、書類の提出遅れが原因で失敗に終わる可能性が高いようだ。2月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今冬の移籍市場でオランダ代表FWメンフィス・デパイ(現:アトレティコ・マドリード)とスペイン人DFエクトル・ベジェリン(現:スポルティング)を放出したバルセロナ。補強なしに終わると見られていた同クラブだが、移籍市場最終日に新戦力の獲得に向けて動いていたことが判明した。

 バルセロナが獲得を狙っていたのはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属するメキシコ代表DFジュリアン・アラウージョ。2001年8月13日生まれの現在21歳で右サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤーだ。バルセロナはロサンゼルス・ギャラクシーに移籍金650万ドル(約8億3000万円)を支払い、2026年夏までの契約を締結する予定だったと『アス』は伝えている。

 しかし、移籍市場が閉幕してもバルセロナからアラウージョの獲得が発表されることはなかった。報道によると、バルセロナはベジェリンの移籍手続きに時間を要し、ロサンゼルス・ギャラクシーへのオファーの提示と入札が予定よりも遅くなったという。その結果、移籍手続き完了に必要な書類の提出が18秒遅れ、取引および登録が時間内に完了しなかったようだ。

 バルセロナのフットボール・ディレクター(FD)を務めるマテウ・アレマニー氏は、スペイン紙『マルカ』に対し「彼はバルセロナ・アトレティック(バルセロナB)に加入する選手だったが、手続きでちょっとした混乱があった。コンピューターのシステムエラーにより書類の提出が遅れた。それはわずか18秒だった」と、書類の提出が18秒遅れたことを明かしている。

 バルセロナは今回の事態を国際サッカー連盟(FIFA)に報告し、現在はその回答を待っているという。アレマニー氏はこの件に関し「FIFAがどう処理するのかを見てみよう」とコメントしている。なお、回答は現地時間2月2日にも届く予定だという。

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