梅本まどかを起用しラリージャパンにも。ウェルパインモータースポーツが活動計画発表

2021年2月3日(水)17時21分 AUTOSPORT web

 ウェルパインモータースポーツは2月1日、WRC世界ラリー選手権の日本ラウンド『ラリージャパン』を含む2021年のモータースポーツ活動計画を発表した。


 株式会社ウェルパインメディアのモータースポーツ部門であるウェルパインモータースポーツは、2020年もWRCへのスポット参戦を計画。当初、第12戦としてカレンダーに名を連ねていたドイツと、最終戦(第14戦)の開催が予定されていた日本の2ラウンドに『トヨタGT86 CS-R3』を投入する予定だった。
 
 しかし、いまなお猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を考慮したWRCが年間スケジュールを大幅改訂したことによって、ドイツと日本の両ラリーイベントは開催中止に。これにともない、ウェルパインモータースポーツのWRCスポット参戦の計画も流れてしまった。


 そんなウェルパインモータースポーツだが、2021年も引き続きラリー最高峰シリーズへの出場を目指していることが1日、明らかにされた。
 
 松井悠氏が代表を務めるチームは、11月11〜14日に愛知県と岐阜県で開催予定のラリージャパン2021への出場を今季の活動の目標とし、これに合わせるかたちでJRC全日本ラリー選手権へスポット参戦することをアナウンス。『GRヤリス RS』を新規投入し、2021年シーズン第2戦新城ラリー、同第6戦モントレーにエントリーする。


 参戦クルーは元SKE48梅本まどかがコドライバーとして参戦することが発表された一方、チーム在籍4年目となる梅本がサポートするドライバーについてはTBAとなっている。なお、ラリージャパンにおけるウェルパインモータースポーツの参戦車両は、FIAグループR規定車の『プジョー208 R2』となることが合わせてアナウンスされた。

WRCと全日本ラリー選手権へのスポット参戦が発表された梅本まどか
プジョー208 R2
ウェルパインモータースポーツは新たなアフターパーツブランド『ウヱルパイン』を設立。第1弾の商品となるWRCウイング、ドライカーボンシャークフィン、フロントリップスポイラーの3点をJRC参戦車両のGRヤリス RSに採用する。
GRヤリス用フロントリップスポイラー


■ウェルパインモータースポーツ 2021年モータースポーツ活動計画


エントラント:Wellpine Motorsport
チーム代表:松井悠
ドライバー:TBA
コドライバー:梅本まどか
車両:トヨタGRヤリス RS(WRC)、プジョー208 RS(JRC)
タイヤ:ダンロップ
参戦スケジュール:
 3月20〜21日 全日本ラリー第2戦新城ラリー
 6月12〜13日 全日本ラリー第6戦モントレー
 11月11〜14日 世界ラリー選手権第12戦日本

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