プラマック・レーシング、ドゥカティ・デスモセディチGP22のカラーリングを公開。ザルコとマルティンのコンビ継続/MotoGP

2022年2月3日(木)0時19分 AUTOSPORT web

 2月2日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスにドゥカティのサテライトチームとして参戦しているプラマック・レーシングは2022年シーズンに使用するマシン『ドゥカティ デスモセディチGP22』のカラーリングを公開した。


 プラマック・レーシングは2005年からドゥカティのサテライトチームとしてMotoGPクラスに参戦しているチームだ。同チームは、ワークスと同様の技術仕様を備えた最新型のマシン、デスモセディチGP22を走らせる。


 2020年には現在ドゥカティのファクトリーチームで戦うジャック・ミラーとフランセスコ・バニャイアが所属していたが、2021年にはヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンが加入。そして2022年もドゥカティ・コルセと直接契約を交わしたザルコとマルティンのコンビで戦う。


 フランス人でMoto2王者のザルコは、2017年からMotoGPクラスに参戦。ヤマハ、KTM、ホンダを経験してドゥカティのマシンを使用するチームに移籍した。2021年からはプラマック・レーシングに加入し、4度の2位表彰台でランキングはベストの5位を獲得した。


 スペイン人ライダーのマルティンは、2021年にMotoGPクラスに昇格。初年度に4度のポールポジション、1度の優勝を含む4度の表彰台に上りランキング9位となり、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。


 また、チームオーナーはパオロ・カンピノーティが継続するが、レッドブルKTMファクトリー・レーシングに移籍したフランセスコ・グイドッティの後任として、クラウディオ・カラブレシがチームマネージャーに就任。ライダーコーチからスポーティングディレクターに昇格したフォンシ・ニエトとともにチームを引率する。


 今回の発表会では、ふたりが駆るデスモセディチGPのカラーリングが公開。カラーリングは例年と同様で、赤、青、白のトリコロールを基調としたものとなるが、マシンとレーシングスーツのデザインは変更されている。


 ウイングレッドとアンダーカウルは黒だったが青に、サイドのカウルは赤が多かったが、白と青も多く配色された。


■ヨハン・ザルコ
「プラマック・レーシングで再びシーズンを戦えることを本当に嬉しく思う。継続することは、向上心と意欲のあるプロジェクトに取り組むために大切だ。チームとは素晴らしい関係を築くことができ、昨シーズンの成果にはとても満足している。早くテストを始めて、バイクに乗りたい。素晴らしいシーズンになりそうだ」


■ホルヘ・マルティン
「昨シーズンは、僕の人生の中で最も激しいシーズンだった。非常に強い感情の連続であり、大きな困難があったが、非常に幸せな瞬間でもあった。プラマック・レーシングと一緒に、何か特別なものを作り始めた。昨年は基礎を固め、今年は素晴らしいものにする準備ができている」

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