ニッサン/ニスモがGT500の車名とカラーを公開。12号車は『TRS IMPUL with SDG Z』に
2025年2月4日(火)16時47分 AUTOSPORT web

日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は2月4日、2025年のモータースポーツ活動概要を発表。そのなかでスーパーGT GT500クラスに参戦する4台の車名およびマシンカラーリングを公開した。
2025年もニッサンZニスモGT500で国内最高峰カテゴリーのGT500クラスに参戦するニッサン/ニスモ。すでにドライバーラインアップなどは1月に発表済みで、今季はエースナンバーである23号車NISMOに3号車NISMO NDDPから高星明誠が移籍し千代勝正とのコンビに。3号車NISMO NDDPには佐々木大樹が加入するという変化がみられた。
今回の発表では、改めてGT500クラスに参戦する4チーム4台の体制が明らかにされた。まずニッサン/ニスモの2台は3号車が『Niterra MOTUL Z』の車名、ブリヂストンタイヤ、島田次郎監督で変わらず、エースカーの23号車NISMOも『MOTUL AUTECH Z』、ブリヂストンタイヤ、中島健監督で変化はない。
一方で、今季から新たに東京ラヂエーター製造とメインスポンサー契約を締結した12号車TEAM IMPULは、東京ラヂエーター製造の略称である“TRS”に加え、オフィシャルスポンサーとして二輪レースで活躍する“SDG”が入れられた『TRS IMPUL with SDG Z』という車名に。
チーム体制は星野一義総監督、星野一樹監督のもと、平峰一貴/ベルトラン・バゲットのドライバー、ブリヂストンを履くことは従来どおり。そのTEAM IMPULは発表にあわせて公開したチームリリースで「レース車両のカラーリングは往年のブルーが復活します」と綴っており、実車のお披露目が待たれるところだ。
そして“マッチ”こと近藤真彦監督が率いる24号車KONDO RACINGは『リアライズコーポレーション ADVAN Z』を、2年目の松田次生/名取鉄平コンビがドライブ、タイヤも横浜ゴムで変わらないが、カラーリング画像をみるとホイールが昨年までのレイズからエンケイとなっている。
日産自動車のモータースポーツビジネスユニットヘッドを務めるNMCの片桐隆夫CEOは「スーパーGTは先日発表のとおり、新たな体制で今年こそシリーズチャンピオンを奪還するために、鋭意準備を進めています」とコメントした。
ニッサン/NMC 2025年スーパーGT GT500クラス参戦体制
No | Team | Car Name | Driver | Director | Tyre |
---|---|---|---|---|---|
3 | NISMO NDDP | Niterra MOTUL Z | 佐々木大樹/三宅淳詞 | 島田次郎 | ブリヂストン |
12 | TEAM IMPUL | TRS IMPUL with SDG Z | 平峰一貴/ベルトラン・バゲット | 星野一義(総監督)/星野一樹(監督) | ブリヂストン |
23 | NISMO | MOTUL AUTECH Z | 千代勝正/高星明誠 | 中島健 | ブリヂストン |
24 | KONDO RACING | リアライズコーポレーション ADVAN Z | 松田次生/名取鉄平 | 近藤真彦 | ヨコハマ |
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