「最も悲惨な負け方だ」8強で姿を消した森保ジャパン 開催国メディアは”大会8失点”の守備を問題視「イランの執拗な攻撃に屈した」

2024年2月4日(日)14時58分 ココカラネクスト

遠藤は中盤の底で奮闘したが、空きすぎたスペースを埋めることはできなかった(C)Getty Images

 2月3日、カタールでアジアカップの準々決勝が行われ、FIFAランキング17位の日本代表は同ランキング21位のイラン代表と対戦し、1-2で敗れた。3大会ぶりのアジア制覇を狙っていたが、ベスト8で敗退が決まった。

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 序盤は日本が主導権を握った。28分、この試合で3試合ぶりの先発出場となった守田英正がゴールを決め、日本が先制。そのまま前半が終了し、日本が1点リードで折り返した。

 しかし、後半はイランが積極的に攻め込む場面が多くなり、日本が劣勢の展開となった。55分にムハンマド・モヘビに同点ゴールを献上すると、後半アディショナルタイム4分には板倉滉がPKを献上。これをアリレザ・ジャハンバフシュに決められ、逆転を許した。最後まで諦めない姿勢を見せたが、そのまま試合が終了。無念のベスト8敗退となった。

 アジアの強豪同士による死闘を終え、各国のメディアがこの試合を評価している。開催国・カタールの衛星テレビ局『Aljazeera』は、「日本が前半で1-0とした際には間違いなく彼らのほうが優れていた」と振り返り、「最も悲惨な負け方をした日本の選手たちは完全に打ちひしがれている様子だった」と記載した。

 また、同じくカタールメディアの『Gulf Times』も記事を配信。この試合については「日本はフィジカル面でもメンタル面でも敗れた。ミトマとミナミノを投入したにもかかわらず、日本は相手のゴールをほとんど脅かすことはなく、イランの執拗な攻撃に屈した」と指摘。また、今大会を通しての評価として「2019年に準優勝し、4度の優勝を誇る日本は今回も優勝の筆頭候補として大会に臨んだが、大会中に8失点を喫するなど守備が乱れていた」と日本の守備陣を問題視した。今大会で日本は無失点で終えた試合がなかった。

 一方、ベスト4へ駒を進めたイランについては「イランは勇気あるパフォーマンスだった。前半でビハインドを負ったにもかかわらず、後半では日本よりもはるかに意欲的に盛り返し、1976年以来のタイトルへの望みをつないだ」と、後半の戦いぶりを称賛していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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