【巨人】"サンデーマー君"も現実味? 新加入の田中将大、調整上々で指揮官が明かした「夢プラン」とは

2025年2月4日(火)12時10分 ココカラネクスト

田中は名伯楽、久保巡回投手コーチとともにフォーム改造に着手している(C)産経新聞社

 いよいよ始まった春季キャンプでは各球団、選手の活気ある様子が伝えられている。

 巨人では楽天から新加入となったレジェンド右腕、田中将大がフォーム改造に手ごたえを示しているという。

【動画】復活が待たれる「神の子」の快投 田中将大の変幻自在投球をチェック

 ここまで日米通算197勝のキャリアを誇りながら、近年は手術の影響もあり、足踏みが続いていた。
 
 新加入した巨人では昨年も菅野智之の再生に力を発揮した久保康生巡回投手コーチと二人三脚でキャンプ初日からフォーム改造に取り組んでいる。重心移動やリリースポイントの改善などを意識したところ、投球に早くも手ごたえを感じていると報じられた。

 そして田中が本来の力を取り戻すとなれば、チームにとっても大きい。

 何といっても今季は昨年15勝をマークし、貯金12を作った菅野が抜ける年となる。

 阿部慎之助監督も「菅野の15勝」は若手含め埋めてほしいと願っているが、レジェンド右腕が存在感を示せば、登板日程に関しても夢プランの実現が浮上しそうだ。

 「news zero」(日本テレビ系列)の名物企画、『月刊 巨人軍新人監督日記』では阿部監督の1年目から監督生活を密着リポート。高橋由伸前監督を聞き手に、監督生活で感じた様々なこと、またチームでの取り組みを定期的に伝えている。

 同企画は今年も『巨人軍監督日記 第2章』としてすでにスタート、その中で阿部監督は田中について期待しているとしながら、菅野が抜けた投手陣の中で、菅野にかわって兄貴分としての存在感も期待していると語っている。

 また現段階の登板プランを明かす場面も。仮に日曜日に登板できれば、「人も呼べる、ピッチャーもつぎ込める」とコメント。観客増と翌日に試合がないことで中継ぎ陣の万全のバックアップ態勢も取れると勝ち星も含め、一石三鳥の夢プランになると熱く語った。

 昨年も阿部監督はベテランの菅野登板に関して開幕当初は木曜スタート、慣れ親しんだ小林誠司とバッテリーを組ませるなど、捕手出身監督ならではの細かいケアで送り出し、スタートダッシュに結び付けた経緯がある。

 就任2年目にして、早くも智将の雰囲気を漂わせる指揮官が、どんなプランで田中のリ・スタートを後押しするのか。今後も注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「田中将大」をもっと詳しく

「田中将大」のニュース

「田中将大」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ