浦和レッズMFグスタフソンの古巣関心か。中村健治に欧州移籍報道
2025年2月4日(火)11時31分 FOOTBALL TRIBE
ペルー1部FBCメルガル所属の日系人FW中村健治(ケンジ・ジョバンニ・カブレラ・ナカムラ)に、欧州移籍の可能性が浮上。ドイツなど多くの欧州諸国では2月3日に移籍ウィンドウが終了したが、春秋制を採用しているスウェーデンでプレーする可能性があるという。
現在22歳で滋賀県出身の同選手は、身長174cmで右利きのアタッカー。Jリーグクラブ在籍歴はなく、2019年にペルーでプロデビュー。2021年からFBCメルガルでプレーしているが、2023年9月のW杯南米予選でA代表に予備招集されるなど、国内トップクラスの有望株として話題に。2024シーズンはペルー1部リーグ戦28試合の出場で4ゴール6アシストと結果を残した。
そんな中村の去就について、ペルーメディア『nacion futbol』は2月2日、一部情報筋の内容を引用する形で「スウェーデン1部BKヘッケンがケンジの獲得に興味を示している」と報道。交渉やオファーの有無には触れなかったものの、「BKヘッケン移籍の可能性は、ケンジにとって大きなチャンス。より高いレベルの欧州でプレーする可能性があるほか、ペルー代表招集にも近づくだろう」と綴っている。
BKヘッケンは2022シーズンにスウェーデン1部リーグを制したほか、2015年以降は国内カップ戦で3度優勝。2023年までペア・マティアス・ヘグモ氏(元浦和レッズ監督)が指揮していたほか、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソン(現浦和所属)が中心選手としてチームをけん引。ただヘグモ監督とグスタフソンを浦和に引き抜かれて迎えた2024シーズンは、リーグ戦で8位という結果に。シーズン終了前にはグスタフソン再獲得の可能性が報じられたが、実現には至っていない。