「それだと走られちゃうぞ」巨人・阿部監督が25歳新入り投手に“歓迎の儀式”…“恒例”1・1秒切り令を命じる

2025年2月5日(水)5時45分 スポーツ報知

阿部監督の提案でクイックに取り組む田中瑛(右、カメラ・小林 泰斗)

 巨人の田中瑛斗投手(25)が4日、阿部監督流の“歓迎の儀式”を受け、クイックモーションの向上を誓った。

 ブルペンで投球練習をしていた田中瑛に、阿部監督が歩み寄った。新顔や若手投手にクイックの1・1秒切りを命じるのが指揮官の“恒例”だが、同様に課題解消を命じた。クイックが速くなれば、走者を背負った場面でも球種選択の幅が生まれる。「投球のレパートリーを増やしてくれるから、とアドバイスをいただきました」とうなずいた。

 右腕はこれまで1・3秒ほどだと言う。阿部監督も「遅いって知ってたから。それだと走られちゃうぞって言って。いくら甲斐でも、岸田も阻止率もいいけど、もうちょい速くするのを目標にやってほしいと」と要求したことを明かした。

 1・1秒台前半なら速いとされる中で、まずは1・2秒切りを目指す。「タイミングが合わないことが多くて、腕が遅れたりするので、まずは平地でやっていきたい」と田中瑛。練習を重ね、習得していく。(水上 智恵)

スポーツ報知

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