ブライトン主将、残留したカイセドへの信頼を強調「素晴らしい選手だ」

2023年2月6日(月)11時16分 サッカーキング

ボーンマス戦で途中出場したカイセド [写真]=Getty Images

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 ブライトンに所属する元イングランド代表DFルイス・ダンクが、今冬の移籍市場で移籍を志願しながら残留となったエクアドル代表MFモイセス・カイセドへの信頼を強調した。5日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 現在21歳のカイセドは、2021年2月に母国エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからブライトンに4年半契約で加入した。昨シーズン途中に期限付き移籍先のベールスホットから帰還して以降は、チームの中盤を支える主力に成長。今シーズンはここまで公式戦22試合の出場で1ゴール1アシストを記録し、プレミアリーグで6位と躍動するチームの原動力となっている。

 しかし、今冬の移籍市場でアーセナルやチェルシーなどからの関心が寄せられると、カイセドは1月27日に自身のツイッターを更新し、「僕が何故このチャンスを掴みたいのか、理解してくれることを願っている」と移籍志願を表明。それでも、ブライトンは退団を拒否する姿勢を示し、1月31日の“デッドライン・デー”までトレーニングに参加しないようカイセドに通達。最終的にはブライトンに残留となった。

 カイセドのクラブへの忠誠心を疑問視する声が挙がっていたなか、同選手は4日に行われたプレミアリーグ第22節のボーンマス戦で57分から途中出場を果たし、本拠地『アメックス・スタジアム』のファンからは盛大な歓迎を受けていた。

 ブライトンのキャプテンを務めるダンクは、ファンからの歓迎を受けたカイセドとは何の問題もないことを明かしつつ、同選手への信頼も口にした。

「明らかに彼にとっては難しい状況だったし、こういったことはフットボールでは起こり得ることだ。このようなことにフットボールクラブが頭を悩ませることは初めてではないし、最後でもない。彼は若い選手であり、僕たちは彼と共にいる。素晴らしい若者だし、明らかに素晴らしい選手だ」

「どれだけ長く彼がいるかはわからないが、少なくとも残りの今シーズンは彼がいることに感謝しているし、できればもっと長くいてくれることを期待している。クラブからは大きな声明だったと思う。僕たちは何年にもわたってより大きなクラブに選手を売却してきたが、彼を留めたいと示すのは素晴らしい声明だし、そうすることも当然だと思う」

サッカーキング

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