DTM:F1ドライバーのウェーレインが復帰。メルセデスが“ラストイヤー”布陣を発表

2018年2月7日(水)19時46分 AUTOSPORT web

 2018年限りでDTMドイツ・ツーリングカー選手権での活動を終了するメルセデスAMGは2月7日、ラストイヤーのドライバーラインアップを発表した。


 メルセデスは2018年も6台体制でシリーズに参戦。DTM参戦最終年度での王座獲得を目指す。


 チームのキャプテンを務めるのは、今年で15年目の参戦となるゲイリー・パフェット。そのほか、ポール・ディ・レスタ、ルーカス・アウアー、エドアルド・モルタラが脇を固める。


 また、2016〜17年はF1を戦っていたパスカル・ウェーレインがチームに復帰。2015年のDTMチャンピオンが3年ぶりに陣営に加わることになった。


 残る1名は現時点では明らかになっていないものの、近日中にアナウンスするとしているほか、発表されたリリースではビッグサプライズを用意しているとほのめかされている。


「2018年は我々がDTMに参戦する最後の年になるが、戦いを挑むという精神に変わりはない」と語るのは、メルセデスAMGモータースポーツの代表であるウルリッヒ・フリッツ。


「チームに所属するドライバーやメカニック、エンジニア、ホスピタリティクルーはやる気に満ちている。30年に渡るDTM活動を有終の美で飾るべく、我々は一丸となり、ひとつの目標へ向かってまい進するつもりだ」

メルセデスで15年目のDTMに挑むゲイリー・パフェット


 メルセデスの30年に及ぶDTM活動のうち、半分にあたる15年をともにしてきたパフェットは「参戦15年目という節目だが、メルセデスのラストイヤーでもあり、複雑な気分だ」と胸中を明かしている。


「2018年シーズンに向けた準備は順調に進んでいる。冬の間、エンジニアと懸命に仕事へ取り組んできた。彼らは最高の形で(DTMでの活動を)締めくくるために、並々ならぬ努力をしているよ」

メルセデスは2018年のDTMで6台体制で参戦する




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