B1リーグ・シーホース三河、富山との熾烈なシーソーゲームを制し3連勝を記録

2024年2月8日(木)10時49分 ココカラネクスト

 シーホース三河は2月7日(水)、ホームのウィングアリーナ刈谷で富山グラウジーズとナイトゲームを行った。

バイウィーク前最後のホームゲームは、熾烈なシーソーゲームとなる。シュートタッチに苦しみながらも、4Qの中盤以降強度の高いディフェンスで富山を沈黙させ、74–65で勝利。今シーズンの対戦を4戦全勝で終えた。

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—試合結果—
2024年2月7日(水)
三河 ● 74 – 65 〇 富山
(三河通算成績 25勝12敗)

1Q 三河 22–19 富山

レイマン 100%の確率で13得点の絶好調

スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

富山#4マーフィージュニアの3Pシュートで先手を取られるが、#27石井のスティールからファストブレイクに転じて#10レイマンが3Pシュートを沈め、さらに#27石井とのコンビプレーで#54ガードナーがゴール下を決める。

富山は早々にタイムアウトを取るが、#10レイマンの3Pシュートで点差を広げる。

しかしその後は富山に連続3Pシュートで追い上げられ、開始5分に#25ブバのアタックで10-11と逆転される。#54ガードナーの連続得点で再逆転するが、富山#11宇都のバスケットカウントでリードを許す。

残り2分、#18角野のミドルシュートで追いつくと、#0オーガストがワンマン速攻でフリースローを獲得。#10レイマンの1on1、3Pシュートの連続得点で得点を積み上げ、22-19とリードして1Qを終える。

2Q 三河 41–39 富山 (三河 19–20 富山)

ガードナーを起点に攻撃を展開。5アシストをマークしB1個人通算1500アシスト達成

スタートは、#0オーガスト、#1中村、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

立ち上がりに富山#25ブバのゴール下で1点差に詰められるが、#54ガードナーのハイローパスから#0オーガストがインサイドで立て続けに得点を挙げる。

#43イと#54ガードナーのピックアンドロール、リング下に走り込んだ#18角野に#54ガードナーが絶妙なタイミングでパスを合わせるなど、多彩なチームプレーで得点を重ねるが、富山も#25ブバのバスケットカウント、#20上田のカットインなどで対抗し、32-32の同点でオフィシャルタイムアウトに入る。

#16西田と#54ガードナーの2メンゲーム、#16西田のファストブレイクなどで先行するが、富山も#25ブバ、#30ミラーの個人技で粘りを見せる。

目まぐるしくリードチェンジを繰り返す中、残り1分半に#16西田の3Pシュートで41-39とリードを奪うと、その後は24秒バイオレーションを誘発するなど富山に得点を与えず、2点リードで試合を折り返す。

3Q 三河 56–54 富山 (三河 15–15 富山)

序盤に二桁リードを得るが追い上げられ、2点リードで最終Qへ

スタートは、#10レイマン、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

序盤から富山#25ブバにダブルチームを仕掛けてボールを奪うなど強度の高いディフェンスを遂行。#43イが連続で3Pシュートを射抜いて47-39と主導権を握る。 開始2分には、#43イが1on1からミドルシュートを決めて49-39と二桁リードを作る。

しかしその後はシュートを決め切ることができず、富山#20上田の3Pシュート、#25ブバの連続得点で追い上げられ、残り4分に#30ミラーのフリースローで50-51と逆転を許す。

#32シェーファーのポストプレーから#0オーガストがレイアップを沈めて逆転するが、富山は#30ミラーの3Pシュートで返上。残り2分半に#54ガードナーのポストアップで54-54と並んで以降は、両チームともに得点を決められない時間が続く。

終了間際に#0オーガストがリバウンドを押し込んでわずかに2点リードして最終Qへ突入した。

4Q 三河 74–65 富山 (三河 18–11 富山)

シュートタッチに苦しみながら、リバウンドを制して勝利を掴む

スタートは、#0オーガスト、#1中村、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

4Qに入ってもシュートタッチが改善せず、開始2分に富山#23ガドソンのフリースローで逆転を許す。

オフェンスにリズムが生まれない中ディフェンスで我慢し、#54ガードナーのディフェンスリバウンドから#43イがファストブレイクで得点して60-59と再逆転に成功。#54ガードナーが富山#25ブバとの1on1を制して立て続けに得点し65-59とリードを広げる。

その後もシュートタッチに苦しみながらも、全員がリバウンドに飛び込んで踏みとどまり、残り3分にオフェンスリバウンドをもぎ取った#10レイマンがファウルを受けてフリースローで加点。その直後にも#10レイマンはディフェンスリバウンドからプッシュしてバスケットカウントを獲得、69-59と二桁リードを作る。

#10レイマンのスティール、ブロックショットなどチーム全員が粘り強いディフェンスを続けて富山に反撃の糸口を与えず、残り1分半にリバウンド争いでファウルを誘った#43イがフリースローを2本とも決めて71-59と抜け出す。

#11久保田を中心に冷静にゲームを締め、74-65で勝利。今季の対戦を全勝で終えた。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

全体的に良い出来とは言えない試合でした。

打つべきシュートは打つことができていましたが、特に、3Pシュート・フリースローという決めるべきシュートを決めきれなかったことが、自分たちを苦しめてしまいました。普段では起こり難い状況であったと思います。

こういった状況でも「勝つ術を見つけて掴み取る」という事ができた試合だったと思います。

その術となったのは、後半のディフェンスでした。前半とはエナジーが全く違ったと思いますし、3Qの冒頭でターンオーバーを2つ誘発したことからゲームを変えることができました。ハーフタイムに指示したことを責任を持って遂行してくれた選手のことを誇りに思います。

-厳しい展開、リバウンドやルーズボールで活躍していた#43イデソン選手について。
仰るとおり、常にリバウンドに絡んでくれたと思います。チームとしてシュートが入り切らなかった部分もありますが、そういった場合をカバーできるのはリバウンドであると常に伝えています。

#43イデソン選手については、重要な時間にオフェンスリバウンドを取ってくれたことが、ゲームを変えた大きなポイントになったと思います。

ココカラネクスト

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