高木豊氏がDeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝に指摘した“課題点”とは?「まだフラフラしている状態」

2024年2月9日(金)17時30分 ココカラネクスト

高木豊氏

 春季キャンプが始まり、各球団の選手が順調な調整を見せている。26年ぶりのリーグ制覇を目指すDeNAはドラフト1位ルーキーの動きに注目が集まっている。

 度会隆輝は22年の都市対抗野球で持ち前の長打力を発揮し4本塁打、11打点をマークし、MVPに輝いた。社会人で確かな実績を積み重ね、上位候補に名を連ねると、昨年10月に行われたドラフト会議でDeNA、中日、ロッテの3球団から1位指名され、DeNAが交渉権を獲得した。プロ野球選手として初めてキャンプでは、フリー打撃の初スイングで柵越えを披露するなど、ここまで順調な調整ぶりを見せている。

【横浜期待のドラ1!!】”レフトで起用か?”横浜ドラ1ルーキー度会隆輝の起用法と可能性について語ります!!

 早くも話題を集めているルーキー・度会だが、1年目の今年はどんな活躍を見せるのだろうか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球評論家として活躍する高木豊氏は2月9日に自身のYouTubeチャンネルに「【横浜期待のドラ1!!】”レフトで起用か?”横浜ドラ1ルーキー度会隆輝の起用法と可能性について語ります!!【プロ野球】」と題した動画を更新。度会について言及した。

 強打が持ち味の度会だが、高木氏はルーキーの良い点について「バットを振れること。それとミートポイントもしっかりしているし、そこそこのポテンシャルを持っていると感じた」と語った。

 一方、同氏は度会のキャンプでのフリー打撃を見て、「極端に言えばまだ腰が据わっていないというか、フラフラしている状態。あれだけ上体が伸びて打つのかなというのが印象的だった。身体の回転を使って打つタイプなんだろうけど、少し上体が高いなという感じがした」と打撃フォームについて指摘。上体が伸びる状態で打つと力が逃げてしまうといい、「キャンプ後半で腰が据わってくると、もっと(ボールが)飛び出すのかな」とさらなる飛距離アップの可能性を示唆した。

 社会人時代にはスラッガーとして活躍した度会だが、高木氏は「社会人のときにホームランを打っていたけど、そこまで期待してしまうと負担になると思う」として、「アベレージヒッターの3拍子揃った、出塁率の良い選手になってほしい」と期待。強力打線が売りのチームだが、高木氏は度会を1、2番に置くと予想した。まずは確実性のある打撃が求められそうだ。

 度会はルーキーイヤーから自慢の打撃を披露し、チームの勝利に貢献できるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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