Honda R&D Challenge、2022年はスーパー耐久ST-2にシビック・タイプRでフル参戦目指す

2022年2月12日(土)21時58分 AUTOSPORT web

 本田技術研究所と本田技研工業の従業員有志で立ち上げられた自己啓発チーム『Honda R&D Challenge』は、2022年のスーパー耐久シリーズ 2022 Powered by Hankookに、ホンダ・シビック・タイプRでシーズンを通して参戦することを発表した。


 Honda R&D Challengeは、ホンダが直接関わるモータースポーツ活動ではなく、本田技術研究所と本田技研工業の従業員のうち、モータースポーツに関心をもつ有志からなるプライベートチーム。ホンダ創始者である本田宗一郎の開発思想にあった“走る実験室”を目的にホンダのモータースポーツ活動は続いているが、Honda R&D Challengeの活動も“ヒトづくり、クルマづくり、モータースポーツの発展”へ貢献することを目指している。


 市販のシビック・タイプRに近い仕様で戦っているチームは、2021年の6戦中4戦に参戦。雨となった第1戦ツインリンクもてぎでは3位表彰台を獲得したが、2022年はチームとして初のフル参戦を目指す。シビック・タイプRをさらにアップデートしつつも、できるだけ量産に近い仕様で挑戦していく。


 チームでは「過去3年間の活動によって経験値が着実に増し、全体的なパフォーマンスが向上していることを実感しております。ライバル勢の多くが4WD車両で戦うなか、FFモデルであるシビック・タイプRのポテンシャルを活かしながら、2022年シーズンもチーム一丸となって昨年以上の結果を求め戦います」としている。


「魅力的なプロダクトを提案できる人材を育てる一端を担えるよう邁進して参りますので、皆さまのご支援・ご声援をよろしくお願い致します。この活動にご賛同いただいた多くの皆さまのご協賛により、本年の参戦が実現することを心より感謝申し上げます」

2022年のHonda R&D Challengeのシビック・タイプRのカラーリング
2021年のHonda R&D Challengeのシビック・タイプR


Honda R&D Challenge 2022年スーパー耐久参戦体制


エントラント:Honda R&D Challenge
チーム代表:木立純一
クラス/ゼッケン:ST-2/743
マシン:Honda R&D Challenge FK8(CIVIC TYPE R FK8)
チーム監督:望月 哲明
テクニカルサポート:有限会社 ターマック・プロ(代表:川口法行)


ドライバー
木立純一
チーム代表 本田技研工業(株)
広報部 ニュルブルクリンクドライビングインストラクター


柿沼秀樹
本田技研工業(株) 完成車開発統括部
シビック・タイプR(FK8) 開発責任者


石垣博基
(株)本田技術研究所 先進パワーユニット
・エネルギー研究所 先進PU研究担当 兼 開発ドライバー育成担当


望月哲明
本田技研工業(株) 完成車開発統括部
特別自己啓発レースチーム TAC-R所属
※チーム監督兼務


※この他、ゲストドライバーを迎える予定


協賛各社 ※順不同
イマジネーション株式会社(IMAGINATION)/株式会社アドヴィックス(ADVICS)/株式会社エンドレスアドバンス(ENDLESS)/Honda Cars 野崎(TYPE R鑑定団)/ひろ株式会社(ヒーローしのいサーキット)/BBSジャパン株式会社(BBS)/株式会社M-TEC/株式会社ケテル/株式会社キャロッセ (CUSCO)/小倉クラッチ株式会社 (OGURA CLUTCH)/株式会社トラスト(TRUST)
株式会社バリス (VARIS)/日本特殊陶業株式会社 (NGK)/エンパイヤ自動車株式会社(SPARCO・Sabelt)/株式会社コボテクト(KOBOtect)/有限会社ターマック・プロ (Tarmac Pro)/有限会社 hit

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