阿部巨人 激化する外野手争いに「また一人」沖縄切符をもぎ取った 注目される「左の大砲候補」

2025年2月13日(木)18時36分 ココカラネクスト

紅白戦で結果を残した岡田も本格覚醒が期待されるロマン砲の1人だ(C)産経新聞社

 巨人は13日、宮崎での1次キャンプを打ち上げた。沖縄に場所を移して行われる2次キャンプではオープン戦もスタート。いよいよ3月28日の開幕戦に向け、レギュラー陣のふるい落としも本格化していく。

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 今季のチームではし烈な外野手争いも焦点となっているが、各選手アピールを続ける中で、今回の1軍沖縄那覇キャンプの切符をもぎ取ったのはプロ4年目の岡田悠希だ。

 今回の入れ替えで昇格は岡田1人のみ。11日に行われた紅白戦では5打数3安打3打点と猛アピールを行っていた。

 1メートル83センチ、84キロと恵まれた体格から放たれる豪快な打球、長打力が持ち味。左の大砲候補として覚醒が期待され続けるも、昨年はわずか4試合の出場、打率.143と低迷。戦いの輪に加われなかった。
 
 背水の陣を自覚した今季、自主トレでも単身トレを行うなど課題を持って取り組んだ成果を初の実戦の場で十分にアピールしてみせた。

 一方、注目の外野手争いはさらにし烈さを増しそうだ。沖縄那覇キャンプの外野手メンバーは9名。今季がともにプロ3年目を迎える浅野翔吾、萩尾匡也、昨年交流戦から存在感を示したエリエ・ヘルナンデス、昨年はリードオフマンとしてチームを支えた丸佳浩、全身バネともいわれる身体能力の高さで知られるオコエ瑠偉、昨年のオープン戦では打率4割締めと非凡な打撃センスを示した佐々木俊輔、ベテランの長野久義、新外国人のトレイ・キャベッジ、そして岡田となる。

 助っ人のキャベッジはすでに阿部監督が一塁起用を明言、さらに今季はチーム構想で主砲の岡本和真の外野起用も視野に入れるとあって、まれに見る狭き門となっている。

 限られた3つのポジションで当確ランプをともすのは果たして誰となるのか。今後本格化するオープン戦の実戦内容含めて、話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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