大栄翔「番付発表前から...」 出稽古で琴桜らと13番 大関獲り起点も「気持ちの面で、まだまだ」
2025年2月13日(木)19時54分 スポーツニッポン
大相撲の関脇・大栄翔(31=追手風部屋)が13日、佐渡ケ嶽部屋に出向いて大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)や平幕・王鵬(24=大嶽部屋)らと計13番取って6勝7敗だった。
追手風部屋では翔猿や遠藤らと稽古。この日で東京での出稽古を終え、「番付発表前から、こういういい稽古ができるというのは、凄く自分にとっても良い。ありがたいことで、いい弾みになった」と手応えを口にした。
初場所は終盤に5連勝するなど11勝4敗。5場所連続で勝ち越しとなり「成績だけじゃなくて内容も伴っていたと思う。あのような相撲を毎場所取れればいいと思うので、そのためには稽古をするしかない。感覚を忘れずに。一場所いいだけではダメなので来場所も同じような相撲を取れたらなと思う」と語った。
23年の名古屋場所で大関獲りに挑戦するも9勝6敗に終わり、昇進を逃した。「一回失敗している。気持ちの面で、まだまだ。今はそんなに強く考えることじゃない。2場所続けて2桁(勝利)とか、3場所目にしっかりという気持ち。起点を作っただけで、チャンスでも何でもないので変わらない」と引き締めた。