オートレース宇部 Racing Team、津田拓也を起用してJSB1000と鈴鹿8耐に参戦/全日本ロード

2023年2月15日(水)16時56分 AUTOSPORT web

 2月15日、全日本ロードレース選手権に参戦しているオートレース宇部 Racing Team(AutoRace Ube Racing Team)は2023年の参戦体制を発表。津田拓也を擁してJSB1000に参戦し、鈴鹿8耐にも出場することをアナウンスした。


 昨年、James Racing 株式会社が運営する同チームは全日本ロードに初参戦して、津田と岡田秀之の2台体制でST1000クラスを戦った。津田は第6戦オートポリスのレース2で3位表彰台に上っており、ホンダ勢に続きランキング4位を獲得している。


 そしてチーム2年目となる2023年は、JSB1000に進出することを以前から明かしていたが、引き続き津田がエントリーすることが決定した。マシンはスズキGSX-R1000Rだ。


 鈴鹿8耐にもAutoRace Ube Racing TeamとしてEWCクラスに出場する予定であり、ライダーに津田を起用。残りのふたりは決定次第発表するという。

2023年にオートレース宇部 Racing Teamが使用するスズキGSX-R1000R


■齋藤 James 文護(チームオーナー)
「1978年の第一回鈴鹿8耐を観戦した私にとって、まさか自分がチームオーナーとしてその戦いの場に身を置くことになるとは思いもよりませんでした。しかも優勝を狙えるトップチーム体制を敷いて全日本ロードレース選手権JSB1000、そして鈴鹿8耐に挑戦することをご報告いたします」


「JSB1000では優勝、そして鈴鹿8耐では山口県を代表するチームとして表彰台を目指して戦っていきます。その先には世界を目指して戦うという目標があります。チームには圧倒的に素晴らしいライダー、エンジニア、スタッフ、そしてパートナー企業が揃っています。是非ご期待ください!」


■中井貴之(チームディレクター)
「チーム2年目を迎えられることをご協力いただいている皆さまに感謝申し上げます。いよいよ国内最高峰JSB1000と鈴鹿8時間耐久への挑戦となります。昨年ST1000ではライバルメーカーに次ぐ年間ランキング4位を獲得することができました。我々のような小規模なプライベートチームが躍進できたのは、ライダーとエンジニアの素晴らしいコンビネーション、SUZUKI、サプライヤー企業、パートナー企業の皆様の多大なるお力添えの賜物と存じます」


「今季も更なるご支援、ご協力のお約束に御礼申し上げます。「全てのレースに勝利!」と考え今季を計画する中、スズキと津田の組み合わせは外せないものだと考え、体制作りを進めてきました。2023年シーズンもオートレース宇部 Racing Teamをよろしくお願いいたします」


■津田拓也
「昨年、一緒に戦ったオートレース宇部 Racing Teamのライダーとして国内最高峰に挑戦できることをとても嬉しく思います。今年は残念ながらスズキがMotoGPから撤退したことで開発ライダーという役割は無くなりましたが、その分、自分自身のレースに集中できるという環境ができました。オーナーのJamesさん筆頭に情熱的で向上心を持ったスタッフが集まったチームとなり、優勝を狙える体制を用意してくださり、今から開幕戦がとても楽しみです」


「JSB1000への参戦は4年ぶりになりますが、スズキGSX-R1000Rで戦えることを光栄に思います。JSB1000、鈴鹿8耐での優勝を目標に全力で走ります。今年もスズキのライダーとして走る僕の応援をどうぞよろしくお願いします」

2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 表彰式

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