ミランが公式戦3戦連続の“ウノゼロ”勝利…好調モンツァはセリエAで9試合ぶり黒星

2023年2月19日(日)3時55分 サッカーキング

ジュニオール・メシアスの決勝弾でミランが勝利 [写真]=Getty Images

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 セリエA第23節が18日に行われ、ミランとモンツァが対戦した。

 ミランはセリエAで3連敗を喫するなど苦しい時期を過ごしていたが、前節のトリノ戦はオリヴィエ・ジルーの決勝弾で1−0と勝利。6試合ぶりの白星を飾っていた。ミッドウィークに開催されたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグではトッテナムを相手に1−0と先勝し、公式戦2連勝を飾って現在9位のモンツァとのアウェイ戦に臨む。ミランはテオ・エルナンデス、ラファエル・レオン、ブラヒム・ディアスらが先発に名を連ねた。負傷の影響で長期離脱を強いられていたズラタン・イブラヒモヴィッチは前節に続いてベンチスタートに。今季の公式戦初出場を果たすかどうかにも注目が集まる。

 試合は拮抗した展開となるも、19分にはミランが個人の能力でチャンスを作り出す。レオンがペナルティエリア手前から右ポストを叩くミドルシュートを放った。続く31分にもミラン。敵陣でルーズボールを拾ったジュニオール・メシアスが横へ繋ぐと、B・ディアスは右サイドへ展開。ピエール・カルルがダイレクトで狙ったクロスボールはフィニッシュに至らなかったものの、ゴール前でクリアが中途半端になったボールをJ・メシアスが拾い、反転から左足を振り抜いた。強烈な一撃でゴールネットを揺らし、ミランが先手を取ってハーフタイムに突入している。

 後半に入ると立ち上がりからモンツァの時間が続いたが、57分にはミランがカウンターで決定機を作る。自陣でT・エルナンデスからのパスを受けたB・ディアスが横へ繋ぐと、レオンはダイレクトでスペースにボールを送る。駆け上がったT・エルナンデスがスピードを上げて最後はループシュートを狙ったものの、枠を捉えることはできなかった。

 対するモンツァは73分、敵陣左サイドでボールを奪ってシンプルにクロスボールを送ると、ファーサイドでボールを受けたパトリック・チューリアが左足で狙う。この一撃は右ポストを叩いてGKチプリアン・タタルシャヌに当たったものの、ボールはわずかに枠を外れた位置に転がった。

 その後は両者悪くないシーンを作ったもののこれ以上スコアは動かず、試合はこのままタイムアップ。ミランは公式戦3試合連続で“ウノゼノ”勝利を飾り、セリエAに限定すると2連勝となった。なお、イブラヒモヴィッチの今季初出場はまたも“お預け”となっている。一方、直近のセリエA8試合を4勝4分と無敗で駆け抜けていたものの、9試合ぶりの黒星を喫した。

 次節は26日に行われ、ミランはホームでアタランタと、モンツァは敵地でサレルニターナと、それぞれ対戦する。

【スコア】
モンツァ 0−1 ミラン

【得点者】
0−1 31分 ジュニオール・メシアス(ミラン)

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