DTM:ハプスブルク、ジュンカデラがRモータースポーツ入り。アストンマーティンをドライブへ
2019年2月20日(水)11時40分 AUTOSPORT web
2月19日、2019年シーズンからアストンマーティン・バンテージDTMを投じDTMドイツ・ツーリングカー選手権に初参戦するRモータースポーツは、先に発表した2名のドライバーに続き、フェルディナンド・ハプスブルクとダニエル・ジュンカデラの起用を明らかにした。
2018年までメルセデスでシリーズを戦っていたHWAと組み、今季からDTMに初挑戦するRモータースポーツ。
チームは今月15日、ブランパンGTシリーズなどのGT3プログラムで活躍するジェイク・デニスと、元F1ドライバーでDTM通算11勝を挙げているポール・ディ・レスタというラインアップを発表していたが今回、3人目、4人目のドライバーが新たに発表されている。
DTMニューカマーの3人目として起用されたのは2017年のマカオグランプリで惜しくも勝利を逃したハプスブルクだ。
スペインF3やFIAヨーロピアンF3選手権(現FIA F3選手権)などでシングルシーターのキャリアを積んできた21歳の若武者は2018年、欧州のインターナショナルGTオープンや北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに参戦。非フォーミュラカテゴリーの経験を積んだ。
また、同年11月にはアウディからDTM合同テストに参加し、アウディRS5 DTMをドライブしている。
Rモータースポーツの最後の1枠、4人目のドライバーに指名されたのは2018年に自身初となるDTM優勝を達成したジュンカデラだ。
ユーロF3王者にして2011年のマカオグランプリウイナーでもあるスペイン人ドライバーは、2013年から2017年を除く5シーズンに渡ってメルセデス陣営からDTMに参戦してきた。
昨シーズンは自身76レース目となった第11戦ブランズハッチでDTM初優勝を飾ったほか、計3回のポールポジションと4度のファステストラップを記録し、持ち前のスピードを見せつけている。
今回のアナウンスによってRモータースポーツの2019年ドライバーラインアップが完成。中堅ドライバーとなったディレスタと2010年王者のベテラン、ディ・レスタが豊富な経験と知識で新チームとDTMルーキーのデニス、ハプスブルクを引っ張っていく。