ウイリアムズF1、マクラーレンの元空力責任者と契約。パディ・ロウ直属のチーフエンジニアに

2018年2月21日(水)15時28分 AUTOSPORT web

 マクラーレンF1チームで以前空力責任者を務めていたダグ・マッカーナンが、チーフエンジニアとしてウイリアムズF1チームに加入したことが発表された。マッカーナンは、技術部門を統括しているパディ・ロウの直属となる。


 ロウとマッカーナンは、以前ともにマクラーレンで働いていた。マッカーナンはマクラーレン・ホンダ時代がスタートした2015年にチームを離れた。


 ロウはウイリアムズから1993年にマクラーレンに移籍、技術部門の責任者のポジションに就いたが、2013年にメルセデスにエグゼクティブディレクターとして加入した。その後、2017年にウイリアムズに移籍し、チーフテクニカルオフィサーの役割を務めている。


「2007年から2012年にかけてダグと密接に仕事をしていた私としては、彼の能力と経験値がチーム力の著しい強化につながることを確信している。彼が加わってくれてうれしく思う」とロウは述べた。


「昨年ウイリアムズに復帰して以降はっきりわかったのは、チームを前に進めるためにはより優秀なエンジニアリング人材が必要だということだった」


 マッカーナンのF1における経歴は、1999年に空力解析担当としてマクラーレンに採用された時に始まった。その後はチーフエアロダイナミシスト、空力部門責任者、そして最終的にチーフエンジニアの役職にまで昇進し、2015年にマクラーレンを退職している。


「ウイリアムズに加入できることをうれしく思う」とマッカーナンは語った。


「このチームには、将来にわたるエキサイティングな計画がある。『FW41』を作った空力チームとエンジニアリングチームの仕事は素晴らしかったし、一方でさらにその先のマシン開発も見据えて、ウイリアムズはグリッドのポジションを上げるため前進を続けている」


「ウイリアムズのエンジニアリング部門はすでに強力だ。私は、『FW41』や将来のマシン開発をさらに推し進めるため、自分の加入で部門のさらなる強化に貢献できることを願っている」


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