グッドイヤー、2025年は3レースで『ハード』を初投入へ。初戦はサンパウロ/WEC・LMGT3

2025年2月21日(金)17時55分 AUTOSPORT web

 グッドイヤーは2月21日、2025年のWEC世界耐久選手権シーズン中に、LMGT3クラス用の新しいハード・コンパウンドタイヤをデビューさせると発表した。


 赤いサイドウォールマーキングを特徴とするイーグル・ハードは、今年3レースでチームに供給される。デビューは7月のブラジル・サンパウロでの第5戦となり、その後は第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズと第8戦バーレーンで再び登場する予定だ。


 来週に控える開幕戦『カタール1812km』を含むシーズン残りの5レースでは、黄色のマーキングのイーグル・ミディアムが、LMGT3で使用できる唯一のドライ用タイヤとなる。


 グッドイヤーの耐久レース責任者であるマイク・マクレガーは、次のように述べている。


「昨シーズン、実績のあるイーグル・ミディアム仕様のタイヤは、ドライバーのピークパフォーマンスの要求を満たし、複数のドライバー・スティントで競争力のあるペースを維持することができた」


「ル・マンでは、ドライバーの中にはグッドイヤーのタイヤ1セットで最大5連続スティントを完走した者もいた」


「ハードコンパウンドの導入は、このパフォーマンスをさらに強化するもので、ハイ・デグラデーション・サーキットにも対応し、複数のスティントでさらに速いペースを維持できる」

グッドイヤーがLMGT3クラスのチームに供給するタイヤ。イエローがミディアム、レッドはハード。ウエットはこれまでどおり1仕様となる。


 グッドイヤーは昨年、バーレーンでのシーズン最終戦で『ミディアム・プラス』と呼ばれる新しいタイヤコンパウンドをデビューさせる予定を当初持っていたが、方針を変更してミディアムのみでシーズンを乗り切っていた。


 ミディアムとハードは、2025年のグッドイヤー製品群において、単一仕様となるウエットタイヤに加わるものだ。


「耐久レースはバランスがすべてであり、それがまさに当社の2025年タイヤ製品群が提供するものである」とマクレガーは付け加える。


「LMGT3にはフロント、ミッド、リヤエンジンの車両がそろっているが、当社の目標はすべてのメーカーによる競争力のあるレースを保証する、一貫したプラットフォームを提供することである」


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