BMW、新型電動スクーター『CE 04』を4月22日から発売。航続距離は130kmを実現

2022年2月23日(水)20時20分 AUTOSPORT web

 BMWは、BMW Motorradの電動スクーター『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』を2022年4月22日から発売する。シートヒーターやグリップヒーター、デイタイムライディングライトなどを標準装備し、車両価格は161万円(税込)。


 今回発表された『CE 04』は、2017年に登場した『C evolution(シー・エヴォリューション)』に続く、BMW Motorradブランドの電動スクーター第二弾となる。最高出力31kw(42ps)を発生する電動モーターを駆動し、容量60.6Ah(8.9kWh)のバッテリーにより、航続可能距離は約130kmを実現。搭載されるリチウムイオン・バッテリーは、交流200V電源にて充電され、バッテリーが完全に放電した状態から、約4時間でフル充電が可能となる。
 
 車両に付属する充電器(Mode2)は、ケーブルに充電制御装置を内蔵した充電器となり、単相200V/15Aにて普通充電を行う。日本仕様の『CE 04』は、Mode3のハイスピード充電が可能で、最大単相200V/32A(6.4kW)に対応する。Mode3を搭載した設置型のEV200V用普通充電器で充電を行うことができる。


 『CE 04』は、フロントに120/70R15、リヤに160/60R15サイズのタイヤを装着する。デザインは、都市型二輪自動車の先見的なフォルムを具現化すると同時に、ひと目でBMW Motorradファミリーの一員だとわかるスタイルにまとめられている。サーフェス仕上げは、際立つライト・ホワイトで、フロントおよびサイド部分のマット・ブラックおよびフローティング・シートによって補完されている。


 走行面では、内燃エンジンのBMWモーターサイクルのASCに相当するトラクション・コントロール・システムを装備。ASCはリヤホイールのスリップに応じて、トルクを制限する。日本仕様にはDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)も装備され、バンク状態でも安全に加速できるなど、高い走行性能を提供する。


 ライディングモードは『ECO』『Rain』『Road』の3つを標準で用意。日本仕様には、速いペースで加速できる『Dynamic』モードも装着される。

『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』ライト・ホワイト
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』マジェラン・グレー・メタリック
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』LEDヘッドライトリングと、アダプティブ・ヘッドライトを装備したオプションのヘッドライトPro
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』標準装備の10.25インチTFT液晶カラーディスプレイ
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』横方向からアクセスする実用的なサイド・ローディング式のラゲッジスペース
『BMW CE 04(シーイー・ゼロフォー)』

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