SBK:カワサキ、ドゥカティ、BMWが改良型を登録。2023年のエンジン回転数制限は変更なし
2023年2月25日(土)7時54分 AUTOSPORT web

2月18日、スーパーバイク世界選手権(SBK)を統括する国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は2023年シーズンにおけるレギュレーションを公開。SBKマシンにおけるエンジンの回転数制限も明らかとなった。
SBKでは、2018年から各車の戦闘力を近くする目的でマシンの性能調整がされており、各メーカーのマシンごとにエンジン回転数の上限(レブリミット)が設けられている。
レブリミットはメーカーのソフトウェアで制御され、ロガーで管理される。また、シフトダウン時のオーバーレブについては問題はない。
開幕戦では基本的に前のシーズンが終了した時と同様のエンジン回転数となるが、以降はラップタイム、スピードトラップ、レース結果、レースタイムなどのパフォーマンスにより、250回転の増減で変更される可能性がある。
2023年シーズンは、BMW M1000RRがモデルコード『K66-MU (0P01)』を登録。ドゥカティのV4Rもモデルコード『3D』を、カワサキはZX-10RRをモデルコード『ZXT02T – ZX1002T』として新たに追加した。
しかし、BMWは15500回転、ドゥカティは16100回転、カワサキは14600回転と昨年から変わっていない。また、そのほかのメーカーは2022年以前に登録されたものを使用するため、こちらも変更はない。