カストロール×テイン、鎌田卓麻を起用し全日本ラリー&全日本ダートトライアルに参戦

2025年2月27日(木)13時5分 AUTOSPORT web

 潤滑油ブランドの『Castrol』を展開するBPカストロールは2月27日、自動車用サスペンション専門メーカーであるTEIN(テイン)とタッグを組み、Castrol with TEINとして今季2025年のJRC全日本ラリー選手権と全日本ダートトライアル選手権に参戦すると発表した。


 東京オートサロンでも近年ブースを共有している2社のコラボレーションチームが、国内トップレベルのモータースポーツシーンに登場することが決定。ラリーと“ダートラ”ことダートトライアル競技で存在感を放つことになりそうだ。


 カストロールが高性能な潤滑油を、テインが製品開発およびエンジニアリングサポートを担う新チーム、Castrol with TEINはこの新しいチャレンジに際し、両シリーズでチャンピオン獲得経験を持つ鎌田卓麻をドライバーに起用している。またJRCで鎌田をサポートするコドライバーには、長年コンビを組む松本優一が迎えられた。


 参戦車両は昨シーズン、新井大輝がチャンピオンを獲得したマシンと同型のシュコダ・ファビアR5だ。タイヤはダンロップを履く。なおチームは、来季2026年はトヨタGRヤリス・ラリー2での参戦を視野に入れながら「継続的なモータースポーツ支援を検討」しているとリリースを通じてコメント。シュコダでの出場は一年限りとなる可能性が示唆されている。


 一方のダートトライアルでは、スバルBRZが使用されることに。鎌田は2020年以降、BRZを駆りJD1クラスおよびDクラスでシリーズ2位を3回、同3位を1回記録しており、同じくダンロップタイヤを組み合わせたパッケージングの相性は折り紙付きと言っていいだろう。


 どちらのマシンもすでにカラーリングが完成済みで、両車ともひと目見ただけでCastrol with TEINのマシンであることがわかる、お馴染みのカストロールカラーをまとっている。

左から松本優一、平川雅規(BPカストロール代表取締役社長)、鎌田卓麻


■Castrol with TEIN 2025年参戦体制


●全日本ラリー選手権
チーム名:Castrol with TEIN
チーム代表:鎌田卓麻
メンテナンスガレージ:SYMS Racing
企画・運営:株式会社TKM
参戦車両:シュコダ・ファビアR5
ドライバー:鎌田卓麻
コ・ドライバー:松本優一


●全日本ダートトライアル選手権
チーム名:Castrol with TEIN
チーム代表:栗原善宏
メンテナンスガレージ:栗原オート企画
企画・運営:株式会社TKM
参戦車両:スバルBRZ
ドライバー:鎌田卓麻

全日本ラリー選手権に参戦するシュコダ・ファビアR5と、全日本ダートトライアル選手権に投入されるスバルBRZのカラーリングイメージ


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