ラティフィ、F1デビュー前最後のテストを4番手で終える「マシンの限界を感じることができた」

2020年2月28日(金)17時16分 AUTOSPORT web

 ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、プレシーズンテストでの最後の走行日となったテスト2日目に160周を走行して4番手タイムを記録。メルボルンでのデビュー戦に向けて、ウイリアムズの2020年型マシン『FW43』が好調であることを確認した。


 前夜に雨が降り、濡れたトラックがテスト2日目の午前中のプログラムを妨げたが、高い信頼性のおかげで午後はトラブルもなく、チームはデータを収集してさらなるセットアップ作業を終えた。


「全体的に好調な1日だったよ。レースの週末のように両方の仕様を試すことができた」とラティフィは語った。


「午前中はパフォーマンス走行に集中した。最終的にはマシンの限界を感じることができたよ。でも残念ながら、午前中のコースの状態が走行の妨げとなってしまった。その点では、パフォーマンスシミュレーションは僕が望んでいたようにはいかなかった」


「午後はレースシミュレーションを実施したので、たくさんの周回を重ねることができた」


 次にルーキーのラティフィがFW43をドライブするのは、来月の開幕戦オーストラリアGPとなる。その時に24歳のラティフィは初めてF1グリッドに並んで脚光を浴びることになる。


「これがマシンをドライブできる最後のチャンスだけど、メルボルンでチームとともにF1デビューを飾るのが本当に楽しみだ」


 ウイリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、チームは午後のセッションで長距離走行に集中し、ラティフィがピレリのハード寄りコンパウンドに慣れることができるようにしたと語った。


「ランチの後、我々は燃料をより多く積んだ状態での走行を完了することができた。ニコラスはC2とC3コンパウンドを試すことができたので、貴重な経験になったと思う。というのもC2がオーストラリアで選択肢となる可能性が高いし、5月のバルセロナではレースおよび予選でC3を選択する可能性が高いからだ」


「今日はマシンとパワーユニット(PU)が順調に機能してくれた。我々はマシンの信頼性を最大限に活用し、やや激しくプッシュさせることができた」


「明日もこの調子で進めていくことを目指している。オーストラリアに向かう前に、ジョージ(ラッセル)が最後のテストのために合流することになっている」


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