【阪神】手ごたえあるで!岡田彰布監督が伸びしろ感じた「若虎の名前」

2023年2月28日(火)11時49分 ココカラネクスト

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 阪神は27日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。阪神キャンプでは15年ぶりの現場復帰、多くの話題を振りまいた岡田彰布監督(65)も「思っていた以上の練習ができた」と満足げ。チームの底上げが進んでいると実感できたようだ。

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 また恒例のキャンプの点数について聞かれると「ずっと80点(がキャンプ時点での満点)と言ってたから。でも最後に故障者が出たとこもあったんで70点ぐらい」とした。

 この日は先に実戦登板を果たしたばかリの新外国人投手、ビーズリー(27)が右足コンディショニング不良で打ち上げ前に帰阪した。26日の日本ハム戦(名護)では清宮幸太郎(23)に一発を浴びるなど、今後に課題を残していた。

 一方、投打のMVPにはソフトバンクから現役ドラフトで加入した大竹耕太郎投手(27)、野手では高卒4年目の井上広大外野手(21)の名前を挙げた。

 大竹は技巧派左腕として、ここまで実戦3試合で9回を無失点と着々とアピールに励んでいる。特に25日に行われたヤクルト戦(浦添)では6回から3番手で登板し、3回1安打無失点。6回二死から4者連続を含む5奪三振と存在感を示した。キャンプで躍動する新戦力には岡田監督も「思っていた以上。すごくいい姿を見せてくれた。これはもうすごくチームにとって助かるよな」と目を細める。層の厚い先発陣をさらに充実させる存在として期待を集める。

 さらに野手ではオープン戦を含め対外試合3発を放った井上について「一皮むけたというか、右の長距離砲というかそういう形でやってきて、やっと何かつかんだ」と岡田監督。これまでも本格覚醒が期待されながら、足踏みが続いてきたロマン砲の開花を予言してみせた。

 今後は開幕に向け、オープン戦でさらに戦力を見極める日々となる。「徐々に調子を上げていくようにやっていきたい」と腕をぶす岡田監督。目指す「アレ」に向け、名将がどんなタクトをふるうのか。開幕へのチーム整備も注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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