リンセンが思う。浦和サポーター・埼スタの凄さ「フェイエノールトより…」

2025年3月3日(月)8時56分 FOOTBALL TRIBE

ブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 オランダ人FWブライアン・リンセンは、2024シーズン限りで浦和レッズを退団。日本代表FW小川航基やMF佐野航大らとともにオランダ1部NECナイメヘンでプレーするなか、古巣への思いを語っている。


 現在34歳のリンセンは、フィテッセやフェイエノールトなどオランダ国内の複数クラブを経て、2022年6月に浦和へ完全移籍。デビュー戦(対パリ・サンジェルマン)での負傷により長期離脱を強いられると、2023シーズンはJ1リーグ戦19試合出場で2ゴール1アシスト。2024シーズンはFWチアゴ・サンタナとポジション争いを繰り広げるなか、リーグ戦12試合でスタメン出場も、2年半で浦和を去った。


 2025年1月上旬にナイメヘンへ加入し、小川やFW塩貝健人とポジション争いを展開するなか、オランダ1部リーグ戦6試合でピッチに立っているリンセン。現地メディア『Rijnmond』が3月1日に伝えたところによると、同選手は「浦和はアジアのレアル・マドリードだよ。フェイエノールトよりも大きくて、6万人以上の観客で埋め尽くされたホームスタジアムでプレーしていたんだ。あそこはとても活気に満ちていたよ」などと、浦和での経験に満足感をのぞかせたという。


 そんなリンセンは浦和退団後、オランダ2部リーグ所属クラブからのオファー拒否が報じられた後、ナイメヘンへ加入。本人は「ここが一番居心地が良かったんだ」と理由を語っているが、『Rijnmond』は「彼はスパルタ・ロッテルダムとも電話で連絡を取ったが、最終的にはナイメヘンを選んだ」と、MF三戸舜介とチームメイトになる可能性があったこともあわせて伝えている。


 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を3度制するなど、アジアの舞台でも結果を残している浦和。2025年夏にはアメリカ開催のFIFAクラブワールドカップへ参戦するだけに、埼玉スタジアムで独特の雰囲気を演出する浦和サポーターの力は、より多くの人々に知られることだろう。少なくともリンセンは、埼玉スタジアムにおける浦和サポーターの後押しに感動したはずだ。

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