日本ハム・清宮幸太郎「開幕ピンチ」の裏に求められる「悪癖改善」
2023年3月4日(土)11時30分 ココカラネクスト

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これも愛のムチか。日本ハムの「2023開幕スペシャルパーティ」が3日、札幌市内のホテルで盛大に開催され、新庄剛志監督(51)や主力選手ら約50人が参加した。
佃佳秀オーナーも参加し、3月30日の開幕戦、新球場開場に向け、華々しい場となったが、その場で飛び出したのが指揮官から、ロマン砲、清宮幸太郎(23)への注文だった。
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ミニトークショーに登壇した新庄剛志監督は現時点での開幕スタメンに「内定」している選手は「レフト、4番、開幕投手」として、昨年初の首位打者に輝いた松本剛(29)、すでに開幕投手に決定している加藤貴之(30)、4番の野村佑希(22)をあげ、最近は5番に座ることが多い清宮に関しては次のようにコメントしたという。
「清宮君をここ(開幕スタメン)に入れたかったんですけど、たまにぼっーとしている時間が長いときがベンチである」
独特の新庄節でハッパをかけた。冗談交じりのゲキにも思えるが清宮に関しては以前からゲームに集中しきれていないという指摘もあり、試合中のミスにつながりかねないとあって改めて多くの人が集まる場で「課題」を呈した。
さらに指揮官は清宮の体型にも厳しい目を向けた。昨年は減量指令を受け約10キロの減量に成功。シャープな体でキャリアハイの18本塁打の成績を残す原動力にもなった。
しかし現在は・・・。「ちょっと太ってきたのが気になる」と新庄監督。オフには細マッチョを目指すとされてきたが、指揮官のおめがねには叶わなかったようで、太っていることで怪我にもつながりかねないとして開幕までに再度、体を絞ることを求めた。
清宮はすでに「新球場1号」を予告するなど、勝負の6年目に向け、気合は十分。本格覚醒を予想する声も出ている。果たして与えられたゲキに応えられるか。新球場で躍動する姿をファンも楽しみにしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]