佐々木朗希 OP戦初登板は3回46球5K無失点 最速159キロ、ピンチの場面も落ち着いたピッチング 登板後はベンチで笑顔
2025年3月5日(水)12時17分 TBS NEWS DIG
■MLBオープン戦 ドジャースーレッズ(日本時間5日、アリゾナ州グレンデール)
ドジャースの佐々木朗希(23)が5日(日本時間)、レッズとのオープン戦で対外試合初登板、先発の山本由伸(26)からマウンドを受け継ぎ3回、46球を投げて、被安打2、奪三振5、四死球2、失点0、最速は159キロだった。
佐々木の対外試合初登板に向けてD.ロバーツ監督(52)は「投球数は分からない、だが目標は3イニング投げきり、4イニングでも少し登板してもらいたい」と話し、「現時点で必要なイニング数だ」と言い切った。
5回から大歓声に迎えられてマウンドに向かった佐々木、メジャー昇格へアピールしなければいけない大事なマウンド。先頭打者の7番・N.マルテ(23)の1球目、99マイル(159キロ)のストレートでショートゴロに打ち取った。続く8番・A.ウィンズ(34)にはライト前ヒット、9番・S.フェアチャイルド(28)にはデッドボールと1死一、二塁のピンチを招いた。
ここまで6球だが、マウンド上では肩で息をしていた佐々木、大きなプレシャーのなか、1番・TJ.フリードル(29)をカウント1−2からスライダーで見逃し三振、2番・M.マクレイン(25)もカウント1−2からカットボールで見逃し三振と、ピンチの場面でも投手有利のカウントを作り、落ち着いた投球を見せた。
佐々木の2イニング目、3番・E.デラクルーズ(23)に左二塁打を浴び、無死から得点圏に走者を背負う。その後、4番・A.ヘイズ(29)をストレートで見逃し三振、5番・J.フレイリー(29)を中飛に打ち取り2死を奪ったが、6番・C.エンカーナシオン=ストランド(25)に四球を与え2死一、二塁。ワイルドピッチもあり走者に進塁を許したが、7番・N.マルテ(23)を一邪飛に抑え無失点で切り抜けた。
3イニング目の投球は8番・A.ウィンズ(34)を空振り三振、9番・H.ロドリゲス(20)を一ゴロと2死を奪うと最後は1番・C.ジョージ(21)からスライダーで空振りに抑え無失点に。佐々木はホッとした表情を見せ、マウンドを降りた。
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