侍23歳が“新トップバッター”へ名乗り お立ち台で感無量「2年前だったら考えられない舞台」26年WBCでも期待

2025年3月6日(木)6時0分 ココカラネクスト

侍ジャパンの新トップバッターとして水谷に期待がかかる(C)Getty Images

 井端弘和監督が課題に掲げていた「長打力」を見事に体現した。現役ドラフトから初選出となった水谷瞬が侍ジャパンのトップバッターに座ると、初回に先頭打者アーチを放ち、見事に結果を残した。オランダとの強化試合は5−0で快勝した。

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 水谷はお立ち台で「打った瞬間いったかなという気持ちはあったんですけど、入ってくれて良かったです」と振り返ると、「本当に1打席目から歓声もいただきましたし、日の丸を背負えている感謝の気持ちとありがたい気持ちで走りました」と、侍ジャパンの一員として放った初めての一発をかみしめた。

 「本当にシーズンのお立ち台も最高なんですけど、ここから見る景色も最高の景色」という水谷にとって「2年前だったら考えられない舞台」と喜びもひとしおだった。

 井端監督も「見事なバッティングだった」と称えた。2026年のWBCでも出場が期待されるが、水谷は「まずはシーズンでいい結果を出さないとそこにたどりつけないと思うので、シーズンしっかりいい結果を出していきたい」と意気込むと「今年も1番でチームに勢いをつけられるようにしたい」と決意した。

 最後は「ワン・ツー・スリー・ジェッシー!」で締めくくった23歳は、スタンドからの心地良い声援を浴びた。侍の“新トップバッター”として今後大きな期待がかかる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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