DeNA・バウアー 復帰後初登板でいきなりボーク 「投球動作の変更」指摘も納得できず
2025年3月9日(日)14時55分 スポーツニッポン
◇オープン戦 オリックス—DeNA(2025年3月9日 京セラD)
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が9日、京セラドームでのオリックスとのオープン戦に先発。2年ぶり復帰の日本球界で初めて実戦登板した。
初回は無失点に抑えたが、2回につかまった。5番・ディアスに左前打、太田の遊ゴロは二塁・牧が捕球ミスで失策、さらに來田の三塁線へのセーフティーバントが内野安打となって無死満塁。紅林の二ゴロ併殺の間に1点を失い、さらに2死三塁で9番・西野へ初球を投じた際、三塁塁審が手を挙げて「ボーク」が告げられた。
納得できない様子のバウアーは両手を広げて抗議したが、球審は「投球動作の変更」があったと場内アナウンスで説明。これで2点目を失い興奮したのか、バウアーは直後にこの日最速の152キロを出した。西野には中前打、中川は四球で一、二塁とされたが、森は空振り三振に封じた。
初回は1番・中川に2球目のチェンジアップを右前へ落とされ、2番・森は初球の146キロ直球で右飛。3番・西川の7球目に中川に走られたが、クイックで投じて二盗を阻止した。さらに、2年前の対戦では本塁打を打たれた西川に対し、9球目には走者なしでもクイック投法で150キロをマークと“アップデート”された投球スタイルも披露した。西川には粘られて四球を与えたものの、4番・頓宮は146キロで二飛に仕留めた。