ヤマハ、マイナーチェンジした『XMAX』と『NMAX』の最新モデルを発表。4月14日より発売
2025年3月10日(月)17時28分 AUTOSPORT web

3月10日、ヤマハはスポーツスクーター『XMAX ABS』と原付二種スクーター『NMAX ABS』にマイナーチェンジを施した2025年モデルを4月14日に発売すると発表した。
『XMAX ABS』は、“ブルーコア(BLUE CORE)”という「走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想」で開発された249cc水冷エンジンを搭載し、軽快でスポーティな走りと快適性を高めるサポート装備を多く備えたスポーツスクーターだ。
スポーティな走りを支える足回りは、フロントサスペンションにインナーチューブがハンドルクラウン部まで貫通するモーターサイクルタイプを採用。リヤには、サスペンションの硬さを調整できる5段階のスプリングプリロードアジャスターが備わっている。
今回のマイナーチェンジでは、従来モデルと比較して800gの軽量化を実現したマフラーを装備。100mmの可動域内で無段階調整が可能な電動スクリーンを備え、メーターは、4.2インチTFTと3.2インチLCDを左右に並べたオールインワン型ディスプレイが採用された。
ボディカラーは、新色の『ルーイッシュグレーカクテル2』、既存色の『ブラックメタリック12』、『マットダークグレーメタリック8』の3色を用意。『ブルーイッシュグレーカクテル2』は、上位モデルの『TMAX』と同じメインカラーを軸にブロンズのホイールなど、モダンな印象を与える配色となっている。

そして、同じく“ブルーコア”エンジンを搭載する『NMAX ABS』のマイナーチェンジモデルも発表された。
124cc水冷エンジンを搭載する『NMAX』は、スポーティで軽快な走行性能と高い快適性を備えた原付2種スクーターだ。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアだけでなく、エンジンやサスペンションなども変更されている。
エンジン回転数に応じてローカム/ハイカムが切り替わるVVA(可変バルブ)を備えるエンジンは、カムチェーンの張り具合のコントロールするカムチェーンテンショナーを油圧式に変更。これによりフリクションロスの低減に寄与するアップデートが施された。
フロントサスペンションは、柔らかい方向に変更してオイルロック機構を追加、リヤはストローク量を5㎜延長して減衰特性を調整され、さまざまな走行シーンで快適性を向上させる改良がなされている。

スタイリングは、ほかのMAXシリーズと同様な直線的なデザインに一新された。そのほかにも、ウインカーはLEDとなり、ヘッドライトはプロジェクター式に変更され、メーターもラインディングに集中できるテレスコープコクピットデザインのディスプレイとなった。
ボディカラーは、『マットダークレディッシュグレーパール1』、『マットダークグレーメタリック8』、『ホワイトメタリック6』、『ブルーイッシュグレーカクテル2』の4色を揃える。
メーカー希望小売価格は、『XMAX ABS』が73万7000円(税込)、『NMAX ABS』が38万9400円(税込)となっている。マイナーチェンジされたXMAXとNMAXの最新モデルは、4月14日から発売される予定だ。






