攻勢強めたセビージャ、セットプレーからの先制弾でウェストハムに先勝
2022年3月11日（金）4時38分 サッカーキング
セビージャがウェストハムに先勝 [写真]＝Getty Images
ウェストハムは11分、フリーキックからチャンスを作り出す。マヌエル・ランシーニが入れたボールにデクラン・ライスが頭で中央へ折り返すと、最後はニコラ・ブラシッチがヘディングシュートを放つ。このシュートはGKヤシヌ・ブヌが左手一本でこれをセーブ。こぼれ球にマイケル・アントニオが反応するが空振りゴールとはならなかった。
攻勢を強めるセビージャは27分、マルコス・アクーニャがムニル・エル・ハダディにスルーパスを通すと、エル・ハダディがそのままゴールを狙うが枠を捕えられず。29分にはヘスス・ナバスのクロスにユセフ・エン・ネシリが頭で合わせるがGKがこれをキャッチする。
ウェストハムは29分、ウェストハムが右サイドに展開しアントニオがブラシッチへパス。ブラシッチはそのままニアにシュートを放ったが、GKがわずかに触れて枠を外した。
スコアレスで迎えた後半、47分のウェストハムはベン・ジョンソンのクロスをアントニオが胸トラップでトマーシュ・ソウチェクに落とす。ソウチェクは鋭いミドルシュートを放つが、またもGKブナのファインセーブで先制点とはならない。
すると60分、セビージャが右サイドのエリア付近でフリーキックを獲得。アクーニャが放り込んだクロスはゴール前の群衆を越えてファーに飛ぶ。そこにフリーで走りこんでいたエル・ハダディがダイレクトで逆サイドネットを揺らしセビージャが先制に成功した。
その後も激しい攻防が繰り広げられるが、両チームともにゴールを割ることはできず。20本以上のシュートを放ち相手を圧倒したセビージャが後半の先制点を守り切ってファーストレグで勝利を収めた。
【スコア】
セビージャ 1−0 ウェストハム
【得点者】
1−0 60分 ムニル・エル・ハダディ（セビージャ）
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