DeNA・武田 “ホロ苦”二刀流デビュー 1回2失点で黒星「いい勉強になりました」

2025年3月13日(木)5時24分 スポーツニッポン

 ◇オープン戦 DeNA2ー6広島(2025年3月12日 横浜)

 DeNAの2年目19歳・武田は、ほろ苦い“二刀流デビュー”になった。2—2の8回に4番手でオープン戦初登板。初被弾を含む1回1安打2失点で敗戦投手になった。

 「緊張よりも、ワクワクがありました。でも、ちょっと甘く入ると打たれる。いい勉強になりました」

 先頭の韮沢はカウント2—2からの直球で空振り三振で仕留め、2死三塁から林に同じ直球を左翼席に運ばれた。前日は途中から右翼を守り、初打席は遊ゴロ。2日をまたいで二刀流を体感し「しっかり反省し、課題を持って取り組んでいきたい」と前を向いた。

 23年ドラフト3位で山形中央から入団。高校通算31本塁打&最速149キロを誇り、U18日本代表でも主軸を務めた。外野手登録で昨季イースタン・リーグでは野手で4試合に出場。球団はチーム初の二刀流として育てる方針を固めている。最速144キロで片りんを示し、三浦監督は「切れのある球を投げていたね。いい経験になったのでは」と今後に期待した。(大木 穂高)

 ≪野手登録選手のオープン戦登板は99年新庄以来≫オープン戦で投手登録選手の野手出場は13〜17年大谷翔平(日)など近年見られ、今季も矢沢、柴田(ともに日)が出場。一方、野手登録選手のオープン戦登板は珍しく、97年嘉勢敏弘(オ=外野手)が6試合、99年新庄剛志(神=外野手)が2試合に登板したケースなどがある。

 ▼DeNA・竹田(ドラフト1位。オープン戦初登板は2回2/3で6安打2失点)追い込んでから打たれることが多かった。精度、制球を突き詰めて練習していきたい。

スポーツニッポン

「DeNA」をもっと詳しく

「DeNA」のニュース

「DeNA」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ