【日本ハム】水谷、万波らチームを支えるミレニアム世代から新たなヒーローの予感…「近未来が楽しみすぎ!」

2025年3月14日(金)5時40分 ココカラネクスト

吉田の打撃センスが注目されている(C)産経新聞社

 昨季2位と大躍進を遂げた日本ハムがオープン戦も好調に勝ち進んでいる。8試合を戦い、5勝2敗(1分け)。開幕に向け様々なオーダーを試しながら、来る2025シーズンを見据える。

 また昨季の快進撃、その要因は様々あるが、特に若手選手の活躍が大いに目立った。中でも注目すべきなのは、”ミレニアム世代”と呼ばれる2000年生まれの選手たちだ。

【動画】挨拶代わりの一打!吉田がマラーから適時打を放ったシーン

 日本ハムでは以下の選手らが該当する。

 野村佑希、矢澤宏太、金村尚真、古林睿煬、水野達稀、水谷瞬、奈良間大己、吉田賢吾、田宮裕涼、万波中正、清宮虎多朗、マイカ与那嶺、松岡洸希

 まさに多士済々、昨季躍進した選手から、今季新加入となった選手まで非常に楽しみな選手ばかりだ。

 その中では開幕4番に指名されている野村もいる。ジェイの愛称で知られ、清宮幸太郎、万波とのロマン砲クリーンアップが期待されている。

 また昨年ブレイクを果たしたのは水谷だろう。交流戦で打率.438と交流戦歴代最高記録をマークするなど、一気にブレイク。先の侍ジャパン、強化試合でも圧巻のアーチをかけるなど、一気にパ・リーグの顔へとかけあがった。

 そのミレニアム世代に新たに加わった一人が現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた吉田だ。吉田は2001年の1月生まれになり、万波、水谷らと同世代にあたる。

  吉田が周囲の度肝を抜いたのは本拠地エスコンフィールドで行われた8日の中日とのオープン戦。「7番・三塁」で先発すると、いきなり4安打と本拠地初見参となった試合でしっかり結果を残した。

 本来は捕手だが、この日は三塁で出場、2回の第1打席で相手先発、カイル・マラーの変化球を捉えて右前適時打を放つと、4回はフェンス直撃の二塁打をマークし、パワーを示すと勢いは止まらない。

 6回には左前打、8回も中前に運び、この日は4安打1打点と猛アピール。守備でも三塁に続き、6回途中から左翼守備につくなど、フル回転の一日となった。 

 さらに9日の中日戦でも「2番・左翼」で出場。第2打席では先頭の五十幡亮汰が四球を選び出塁。その後、盗塁を決め、無死二塁となると、しっかり右打ちを行い、一死三塁の形を作った。その後、アリエル・マルティネスのニゴロの間に五十幡が本塁生還と、この回はノーヒットで1点をもぎ取り、役割に応じた働きも光った。第3打席でも二塁打をマークと、バットコントロールのたくみさも際だった。

 吉田は本来、捕手登録ではあるが、現在は1軍に帯同し、内外野様々なポジションにチャレンジしている。柔軟な選手起用で知られる新庄剛志監督がどんな「最適解」を見出していくかも、注目となる。

 投手でも西武との開幕投手に内定している金村、先に支配下となった松岡など、伸びしろが十分にある選手がそろう。ファンの間からも「チームの近未来が楽しみすぎる!」と期待が寄せられる、ミレニアム世代がチームをけん引するか。個々の選手の一層の飛躍を願いたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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