「ワールドシリーズに出てそこで投げたい」エンゼルス・大谷翔平 シーズンへの意欲を語る

2023年3月25日(土)8時48分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 WBCの熱闘から中2日、エンゼルス・大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、アリゾナ州にある球団施設でマイナー相手に実戦登板を果たした。

【関連記事】「オオタニvsトラウト」を“侮辱”した米コメンテーターに共演者が猛反論!ファンも共感「気の毒な人間もいるものだ」

 4回3分の2を投げ4安打1失点、8奪三振。激戦の影響も心配されたが、しっかりまとめ、順調な再始動となった。

 登板後、取材に応じた大谷はWBCに関して「みんなにおめでとうと言ってもらえて、すごく嬉しかった」と改めて喜びを感じた様子。

 その上で大会を通じて感じたこととして「短期決戦で投げたことがすごい楽しかった」と実感を漏らした。侍ジャパンを預かる栗山英樹監督も「翔平はこういう戦いがしたかったんだろうなと感じた」と話したように、大会中はなかなか日頃は見られない喜怒哀楽を率先して示し、勝利に向かうチームを鼓舞した。短期決戦で勝ち上がっていく喜びを改めて強く感じたようだった。

 一方、所属チームのエンゼルスは長くポストシーズン進出からも遠ざかり、苦しい時期が続いている。自身も「ヒリヒリしたシーズンを送りたい」と勝利への渇望感を訴えたこともあったが、改めて、世界一奪還への戦いで自身が目指す方向性が見えたようだった。

 WBC大会中には米国との決戦に向かう感動スピーチも話題を呼んだ。その大谷が今度は「このチームで優勝したい。エンゼルスでワールドシリーズに出てそこで投げたい。今はそこしか考えてない」と力強く言い切った。

 30日(日本時間31日)敵地で行われるアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務める。二刀流大谷の2023シーズンもまた熱いものとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「エンゼルス」をもっと詳しく

「エンゼルス」のニュース

「エンゼルス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ