日本代表DF板倉滉が今夏ボルシアMG退団？「移籍金が高額」と報道も

　3月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で2試合ともにスタメン出場の日本代表DF板倉滉には、以前からボルシアMG退団の可能性が取りざたされているが、MF堂安律の古巣であるオランダ1部PSVアイントホーフェンへ移籍する可能性を現地メディアが占っている。

　オランダメディア『Voetbal』は3月26日、PSVの補強戦略を特集。2024/25シーズン限りで契約満了により退団見込みのDFオリヴィエ・ボスカリにかわるセンターバックとして、板倉の名前を挙げたが、日本代表DFについてこう綴っている。

　「PSVは2024年夏の時点で、すでに彼に関心を寄せているが、移籍金が高額だ。ボルシアMGは1500万ユーロ（約24億円）を要求している。もう一度、板倉の獲得に向かうべきか？ボルシアMGとの契約は2026年6月までだ。この契約期間を踏まえると、（ボルシアMGとの）交渉でPSVの立場は大幅に上がる」

　板倉の去就を巡っては、ドイツ紙『ビルト』が2025年1月、ボルシアMGの契約延長オファーを拒否した可能性を報道。デンマーク1部FCコペンハーゲン所属のインドネシア代表DFケヴィン・ディクスが、2024/25シーズン終了後にボルシアMGへ加入することが正式決定しているだけに、現地では日本代表センターバックの退団を予想する声が高まっている。

　なお、PSVは2024/25シーズンのオランダ1部リーグ第26節終了時点で、首位アヤックスから勝ち点6差の2位。UEFAチャンピオンズリーグ（CL）では、ノックアウトフェーズラウンド16でアーセナルに2試合合計3-9で敗れた。