ボルシアMG板倉滉がステップアップ移籍?バイエルンなど複数関心
2025年4月22日(火)11時30分 FOOTBALL TRIBE

ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)は4月20日、リーグ第30節でボルシア・ドルトムントと対戦。前半に日本代表DF板倉滉のゴールで先制したが、41分からの9分間で立て続けに3失点。後半にPKで1点を返すも、終盤はドルトムントに試合を巧みにコントロールされ2-3で敗れた。
この試合で最終ラインを統率し、ゴールも決めた板倉に、今2025年夏の移籍が迫っているとドイツメディア『Rheinische Post』が報じている。クラブとの契約が2026年6月30日までの板倉は、契約延長を見送っているとされており、クラブが移籍金の確保できる今夏で売却対象とする可能性が高まっている。
移籍先候補として名前が挙がっているのは、バイエルン・ミュンヘン、バイエル・レバークーゼン、ドルトムント、アイントラハト・フランクフルトなど、いずれもブンデスリーガの上位勢。国外からの関心もあるとされているが、ドイツ国内でのステップアップ移籍が現実味を帯びているとの見方もあるようだ。
ボルシアMGローラント・フィルクス監督は「放出ラッシュにはならない」と語ったことを同メディアが伝える一方で、「まずは誰が出ていくかを見てから補強を考える」と、退団者の存在を前提とした方針を明かしており、板倉がその一人と見なされているのかもしれない。
さらに主力のMFユリアン・バイグルも去就不透明とされており、イングランド2部のリーズ・ユナイテッドやオーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクが関心を示していると伝えられている。ボルシアMGと板倉にとって、今夏は大きな転換期となる可能性が高まっている。