クラブW杯前に移籍先決定も?ボルシアMG板倉滉、日本代表選外の理由とは

2025年5月24日(土)11時25分 FOOTBALL TRIBE

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシアMG所属DF板倉滉は、6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対オーストラリア代表、インドネシア代表)へ挑む日本代表に招集されず。日本がすでにW杯出場を決めていることが選外の理由として考えられる一方で、6月に移籍する可能性がある模様。移籍先候補をボルシア・ドルトムントなどFIFAクラブワールドカップ出場クラブに絞り込んだ可能性もあるという。


 ボルシアMGの専門サイト『グラードバッハライブ』は23日、板倉の代表選外を受けて、「ボルシアMG退団候補の板倉が落選。クラブW杯の影響か」とリポート。考えられる理由として、オーストラリア戦とインドネシア戦が消化試合であることを挙げたほか、同選手の去就に関連して以下のように綴っている。


 「差し迫った移籍も選外の理由となる可能性がある。クラブW杯は6月に開幕し、板倉に関心を寄せているドルトムントとバイエルン・ミュンヘンも参加する。すでに彼は21日のトレーニングマッチを欠場している」


 板倉の去就を巡っては、現地紙『Rheinische Post』が21日に「彼はボルシアMGとの契約を2026年6月まで残しているが、契約延長をしない意向」と報道。今夏移籍が既定路線とみられるが、バイエルン、ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルトの4クラブが関心を寄せているほか、プレミアリーグ移籍の可能性もあるという。


 ただ『グラードバッハライブ』の分析内容を踏まえると、板倉が6月1日から10日までの特例移籍期間中に所属クラブを変える可能性も。現時点でオファーの有無は報じられていないが、クラブW杯出場を視野にバイエルン、ドルトムントやプレミアリーグ所属の一部クラブに限定しているケースも十分考えられる。


 なおドイツ『シュポルト』の報道によると、板倉の古巣マンチェスター・シティは同選手のマッチングライツを保有。他クラブの提示額をもとに獲得権を優先行使できるという。シティの意向にも左右されるとみられるが、板倉の移籍先が近日中に決まってもおかしくなさそうだ。

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