W杯アジア最終予選の日本代表メンバー。GK陣の選考で異論続々!初招集ゼロ

2025年5月23日(金)15時4分 FOOTBALL TRIBE

森保一監督 写真:Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は5月23日午後、6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対オーストラリア代表、インドネシア代表)に臨む日本代表の招集メンバーを公式発表。鹿島アントラーズ退団後に不同意性交の容疑で逮捕されたMF佐野海舟(マインツ)の代表復帰が話題を呼ぶ一方、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(町田ゼルビア)、鈴木彩艶(パルマ)が選出されたGK陣のメンバー選考を巡り、森保一監督らに対する異論が相次いでいる。


 今回の予選2試合では、すでに北中米W杯出場を決めていることもあり、DF鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)、FW俵積田晃太(FC東京)、FW平河悠(ブリストル・シティ)など、7選手が初招集。フィールドプレーヤーで続々と新戦力が名を連ねた一方、GK陣は3月の代表戦と同じ顔ぶれに。MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)で結果を残している高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)や、パリ五輪世代の小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)は選出されなかった。


 このGK陣のメンバー選考を巡っては、ネット上で新戦力を試すべきとの意見が噴出。国内組では現在J1首位を走る鹿島アントラーズの正守護神・早川友基や、小島亨介(柏レイソル)の選外に反対意見が相次いでいるほか、両選手や大迫、谷との比較論も盛んになっている。


 また、海外組では高丘の選外が話題に。同選手は2025シーズンのMLSリーグ戦で、ここまで13試合の出場でわずか7失点。6試合でクリーンシート達成と結果を残しているほか、北中米王者を決めるCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズカップの決勝にチームを導いている。


 最終予選残り2試合は消化試合とはいえ、北中米W杯本番を見据えての戦いであることに変わりはない。開催地カナダ、アメリカでの試合に慣れている高丘は、GKの選手層強化を目指す森保ジャパンにうってつけの存在と考えられるだけに、今回の招集外をサッカーファンがどう捉えているのか気になるところだ。

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