板倉滉がドルトムント相手に衝撃弾!…中央突破から今季リーグ戦3ゴール目もボルシアMGは黒星
2025年4月21日(月)2時59分 サッカーキング
ドルトムント戦で先制点を決めた板倉滉 [写真]=Getty Images
日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGはここまで13勝5分11敗という成績を収め、欧州コンペティションへの出場権を狙える7位につけている。今節は不安定な戦いが続く8位ドルトムントの本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』に乗り込んでの一戦。板倉はセンターバック(CB)の一角として5試合連続でスタメンに名を連ねた。
試合の均衡が破れたのは24分。ピッチ中央でボールを受けた板倉がカリム・アデイェミのプレスを剥がし、そのままバイタルエリアまで持ち上がる。複数人に囲まれたところから味方とのワンツーを試みると、パスは相手に当たったものの、ボックス内へのこぼれ球を自ら拾ってゴール右下に流し込み、ボルシアMGに先制点をもたらした。板倉にとっては今シーズンのリーグ戦3ゴール目となっている。
ドルトムントの反撃は41分、こぼれ球を回収したカーニー・チュクエメカが右に開いていたパスカル・グロスに展開し、グラウンダーのクロスから最後はセール・ギラシがダイレクトシュートを沈め試合を振り出しに戻す。さらに44分には前線でのボール奪取から再び右サイドを崩すと、ヤン・コウトの低い折り返しからフェリックス・ヌメチャが押し込み、わずか3分間で逆転に成功した。
さらに45+4分にも相手のビルドアップのミスを拾ってショートカウンターを発動。チュクエメカが個人技で右サイドを突破しゴール前へ折り返すと、ギラシのシュートはGKヨナス・オムリンがセーブされたものの、こぼれ球をダニエル・スヴェンソンが押し込み、リードを2点に広げる。
後半に入り52分、2点を追うボルシアMGはアラサヌ・プレアが右から上げたクロスにティム・クラインディーンストが反応。ボックス内でファウルを受けてPKを獲得し、これをケヴィン・シュテーガーが沈めて1点差に詰め寄る。
その後はドルトムントがリードを保ったまま時計の針が進む。ボルシアMGは83分に福田師王とフロリアン・ノイハウスを投入し同点ゴールを目指すが、最後まで追い付くことはできず。試合はこのまま3−2で終了した。次節は26日に行われ、ドルトムントはホッフェンハイムと、ボルシアMGはホルシュタイン・キールといずれもアウェイで対戦する。
【スコア】
ドルトムント 3−2 ボルシアMG
【得点者】
0−1 24分 板倉滉(ボルシアMG)
1−1 41分 セール・ギラシ(ドルトムント)
2−1 44分 フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)
3−1 45+4分 ダニエル・スヴェンソン(ドルトムント)
3−2 56分 ケヴィン・シュテーガー(PK/ボルシアMG)
【ゴール動画】板倉滉がドルトムント戦で衝撃ゴール!