イーグルに5連続バーディ締めの無双 早大アマ中野麟太郎が大会コース記録タイの『61』に「楽しかったぁ」

2024年3月28日(木)14時12分 ALBA Net

中野麟太朗が初日を無双(撮影:米山聡明)

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<東建ホームメイトカップ 初日◇28日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7069ヤード・パー71>

アマチュアの中野麟太郎(早大2年)が1イーグル・8バーディの「61」と大爆発。大会コースレコードタイとなるビッグスコアで初日を終えた。


「楽しかったぁ」。まさに“無双状態”のラウンドを感慨深そうに振り返った。大爆発への引金は前半14番パー4。セカンドで106ヤードを残し、そこから54度のウェッジで打つと、それがピン奥1メートルに落ちバックスピンでカップインした。「まさか入ると思っていなかった」と本人も驚くビッグプレーが生まれた。

そこで火が着くと勢いは止まらない。続く15番でバーディを奪うと、17番でも1つ伸ばし、前半を「32」。後半も2番でバーディを奪ったのだが、そこからもやりたい放題だ。

5番から最終9番まで5連続バーディという、”中野劇場”を披露して見せた。特に会心のバーディだったと語るのが9番。「それまでほとんど真っすぐのラインが入ってたけど、フックラインが入らなかった。9番はフックだったけど気持ちで入れた」。きょうのラウンドでイメージが湧かなかったラインを最後の最後で沈め、気持ちよくラウンドを終えることができた。

また、きょうはセカンドショットが良かったと振り返る。ウェッジだけでなく「5番アイアンや8番アイアンでもバーディチャンスにつけたのが良かった」と絶好調。その要因にはオフに行ったニュージーランドとオーストラリア合宿があるという。ニュージーランドで5週間、オーストラリアで1週間と長期間のゴルフ合宿を敢行。そこでのゴルフ漬けの日々で「ショット力が上がってきた」と”濃い”オフシーズンを送ることができた。

アマチュアながらその堂々とした出で立ちと鋭い眼光から”貫録”さえ感じさせる。今シーズンの目標の1つは「アマチュアでレギュラーツアーに勝こと」と明言。その力強い言葉を聞くと、『中野ならやってくれそう』という期待を抱かざるを得ない。(文・齊藤啓介)


<ゴルフ情報ALBA Net>

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