大谷翔平が快投も“なおエ”に現地メディアはため息「トラウトとオオタニが出塁し、無得点。もうこれはやめません？」

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　現地３月３０日（日本時間３１日）、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が、アスレチックスとの開幕戦に「３番・投手兼ＤＨ」で先発出場。今季、初登板となったこの試合で、６回無失点、被安打２、１０奪三振の快投を披露し、打者としても１安打を記録。“リアル二刀流”の活躍を見せて、現地を沸かせた。

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　この日の大谷はアスレチックス打線を相手に合計１０個の“奪三振ショー”を披露。４回には一死２、３塁のピンチで、この日最速の１００・７マイル（約１６２・１キロ）で２者連続空振り三振に打ち取った。その後も無失点投球を披露し、エンゼルスが１点リードの場面でマウンドを降りた大谷。自身初となるＭＬＢ開幕戦初勝利の権利を保持していたが、救援陣が逆転を許し、勝利投手とはならなかった。

　大谷が好投を披露したものの開幕戦で逆転負けを喫したエンゼルスに、現地メディアはため息。４回、トラウト、大谷が四球とヒットで連続出塁したものの、後続の打者が倒れ、無得点に終わった場面で、現地ニュースサイト『Ｂａｒｓｔｏｏｌ　Ｂａｓｅｂａｌｌ』の公式Ｔｗｉｔｔｅｒは「『トラウトとオオタニが出塁し、無得点』もうこれはやめませんか」とツイートし、去年と同じような光景に嘆いた様子で反応した。

　また、米データ分析会社『Ｃｏｄｉｆｙ　Ｂａｓｅｂａｌｌ』の公式Ｔｗｉｔｔｅｒは試合後に、「ショウヘイ・オオタニは今夜、オークランド・アスレチックスを１０奪三振、無失点に抑えた。しかし、彼が投球を終えた後、エンゼルスがリードを許したため、勝利には十分ではなかった」とコメントした。

　さらに、ＭＬＢ公式サイトのサラ・ラングス記者も自身のＴｗｉｔｔｅｒで「ショウヘイ・オオタニの登板は、少なくとも１９０１年以来、２６回目の開幕戦で１０個以上の三振と無失点を記録した。その投手のチームが初めて試合に負けた」とツイートし、大谷の投球を称えたが、チームの敗戦に残念な様子でコメントを残した。

　大谷翔平は開幕戦で、６回無失点１０Ｋの快投を披露したが、“なおエ”に現地メディアはため息をついた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]