レアル、ビルバオ撃破でCL準々決勝に弾み! ロドリゴの“ドブレーテ”で2-0勝利

2024年4月1日(月)6時16分 サッカーキング

2ゴールをマークしたロドリゴ [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第30節が3月31に行われ、レアル・マドリードとアスレティック・ビルバオが対戦した。

 ここまで29試合を消化したラ・リーガで22勝6分1敗を記録し、勝ち点「72」の首位に立つレアル・マドリード。前日に勝利した2位バルセロナとは5ポイント差となっているものの、現在はリーグ戦23試合無敗と好調を維持しており、2021−2022シーズン以来のラ・リーガ制覇に向け順調に歩みを進めている。対する4位アスレティック・ビルバオも、中盤戦以降は驚異的な勝負強さを発揮。公式戦4試合無敗のなかで敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』へと乗り込んだ。

 試合は、開始早々の8分にレアル・マドリードがスコアを動かす。DFラインからパスを繋いでプレスを打開し、ハーフライン付近でボールを受けたブラヒム・ディアスが左サイドに大きく展開。ファーストタッチで加速しながらドリブルをスタートさせたロドリゴが、バイタルエリアに運びながら細かいタッチでDFを翻弄すると、右足から振り抜かれた一撃は鮮やかにゴールへと吸い込まれる。最初のチャンスを仕留めきり、ホームのレアル・マドリードが先制に成功した。

 リードを奪ったレアル・マドリードだったが、以降はアスレティック・ビルバオに攻め込まれる時間が続く。それでも前半終了間際の44分には、右サイドで獲得したコーナーキックにオーレリアン・チュアメニが頭で反応。しかし、ニアサイドに飛び込んで放ったヘディングは、わずかに枠の左へと外れてしまった。

 後半最初の決定機はレアル・マドリードに訪れる。立ち上がりの49分にカウンターの流れから中盤でボールを持ったジュード・ベリンガムが左に展開。ロドリゴが斜めに運んでアタッキングサードに侵入すると、右サイドから駆け上がりながらパスを受けたB・ディアスが、余裕を持った状況で狙い澄ましたシュートを放つ。だが、惜しくもグランダーの一撃はポストに直撃。レアル・マドリードがチャンスを逃してしまう。

 一方のアスレティック・ビルバオも、52分にセットプレーからレアル・マドリードを脅かす。右サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたアレックス・ベレンゲルが大きなクロスを供給。大外でフリーとなっていたイニャキ・ウィリアムズがダイレクトで合わせるが、シュートはGKアンドリー・ルニンの正面に飛んでしまった。

 すると、73分に再びロドリゴがスコアを動かす。レアル・マドリードが自陣深くでボールを奪取し、縦パス2本でアスレティック・ビルバオの中盤に空いたスペースに前進。パスを引き出したベリンガムが左サイドのロドリゴに繋ぎ、ドリブルでボックス内へと侵入してDFのタイミングを外しながらシュート。確実にゴールへと流し込み、レアル・マドリードがリードを2点に広げた。

 後半アディショナルタイムには、開幕戦で左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負ったミリトンが復帰。試合はそのまま2−0で終了し、レアル・マドリードが勝利を収めた。次節、レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ準々決勝を挟んで、4月13日にアウェイでマジョルカと対戦。アスレティック・ビルバオはコパ・デル・レイ決勝を挟んで、4月14日にホームでビジャレアルと対戦する。

 【スコア】
レアル・マドリード 2−0 アスレティック・ビルバオ

【得点者】
1−0 8分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
2−0 73分 ロドリゴ(レアル・マドリード)

サッカーキング

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