マンU、新TDにサウサンプトンのフットボールディレクターを招へいか…マンCでは11年間アカデミー責任者として活躍

2024年4月3日(水)23時21分 サッカーキング

マンチェスター・ユナイテッドの新TD就任が報じられているジェイソン・ウィルコックス氏[写真]=Getty images

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 マンチェスター・ユナイテッドは新たなテクニカル・ディレクター(TD)として、現在サウサンプトンでフットボール・ディレクター(FD)を務めるジェイソン・ウィルコックス氏を招へいする可能性が高いようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドは、サー・ジム・ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』が株式の25%を取得したことで、復権に向けた大胆かつ的確な改革が着々と進んでいる。ここまで、マンチェスター・シティで最高執行責任者を務めていたオマール・ベラダ氏をフットボール部門の新たな最高責任者として招へい。スポーツディレクター(SD)には、ニューカッスルからダン・アシュワース氏を引き抜くことがほぼ確実と報じられている。そして、ウィルコックス氏にスカウティング業務を担当するTDとして白羽の矢を立てたようだ。

 ウィルコックス氏は、11年間マンチェスター・シティでアカデミー・ディレクターとして勤務した後、今季からサウサンプトンのFDに就任した。『スカイスポーツ』は、マンC時代にオマール・ベラダ氏と同僚だったことも今回の人事に関係していると指摘している。

 報道によれば、マンチェスター・ユナイテッドはサウサンプトンに対し、ウィルコックス氏の1年分の給与に匹敵するほどの違約金を提示したとのこと。しかし、サウサンプトンは金銭面に関しては納得しているものの、シーズン途中での引き抜きを快く思っていないようだ。引き抜きが実現した場合、ウィルコックス氏にガーデニング・リーブ(企業の情報流出を防ぐなどの目的とした退職する際に強制的に一定期間取得させる有給休暇)を設けるつもりだという。

 また、就任確実と報じられているアシュワース氏もこのガーデニング・リーブに入っており、両者とも引き抜きが実現した場合でも今夏の稼働は難しいと見られている。

サッカーキング

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