広島・ファビアン 待望の1号 モンテロ離脱で期待の新助っ人砲 「同じ結果を毎日、毎打席出せるように」

2025年4月3日(木)5時0分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 広島4−5ヤクルト(2025年4月2日 神宮)

 広島のサンドロ・ファビアン外野手(27)が2日、ヤクルト戦(神宮)で待望の来日1号を放った。1点を追う2回に左翼ポール際へ鮮やかな逆転2ラン。故障離脱したモンテロの穴をパワーで埋めた。試合は、8回に救援した4番手・ハーンが3点リードを追い付かれる大誤算。最後は延長10回に6番手・塹江が決勝点を失い、今季初で痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 終盤8回までの高揚感は一転、3時間49分に及んだ試合は痛恨極まりない結末を見た。最大3点のリードを守れず、最後は同点の延長10回に今季初のサヨナラ負け。待望の来日1号が空砲に終わったファビアンにも笑顔はない。複雑な思いが言葉ににじみ出た。

 「(本塁打は)凄くうれしいが、今日はチームが負けたので…」

 ともかく一歩を踏み出した。新助っ人にとっての歓喜の場面は、1点を先制された直後の序盤2回だ。2死一塁で、ヤクルト・山野がカウント2—1から投じたスライダーを強振。ライナー性の打球は、広島ファンで埋まる神宮の左翼ポール際へ吸い込まれた。

 「外から入ってくるボールを良い反応で打てた。ホームランが出て良かったし、これで気持ちが楽になった」

 一時逆転となる待望の来日1号2ラン。伏線はあった。打撃練習の際に朝山打撃コーチから受けた助言。変化球を多投する日本の投手を研究するあまり、突っ込むまいと体重を後ろに残し過ぎ、受け身になってスイングが弱くなる悪癖。ティー打撃で自ら模範を示した朝山コーチは言う。

 「(曲がり球に対しては)どうしてもボールを見てしまって、へっぴり腰になる。打ちに行ったら、そのままグンと前に(体重が)入っていった方がいいよ…と。ホームランは前でさばけていた。ああいうのが増えてくればいいけどね」

 振り返れば、F砲がマツダスタジアムでオープン戦1号を放った3月16日のロッテ戦前にも、同コーチから実演指導を受けていた。地道な助言、指導が実を結んだ形。見守った新井監督は「いいホームランだったと思う」と目を細めた。

 「今日と同じリズム、気持ちで、同じ結果を毎日、毎打席出せるように頑張ります」

 同僚のモンテロが左脇腹肉離れで戦線離脱した今、ファビアンにはより大きな期待が懸かる。来日1号を契機に量産へ。直曲球を問わず打ち抜くF砲の爆発が待ち遠しい。(江尾 卓也)

スポーツニッポン

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