「オオタニにとって最大の恩恵は…」大谷翔平とドジャースタジアムの“相性”をMLB公式が分析 本拠地変更による打撃への影響は?

2024年4月6日(土)18時58分 ココカラネクスト

いよいよ当たりが出始めた大谷。ここから量産体制に入るか(C)Getty Images

 今季、開幕から9試合目で第1号本塁打を記録したドジャースの大谷翔平。待望の初アーチが生まれた、現地時間4月4日(日本時間5日)のドジャースタジアムは球場全体が歓喜に包まれた。

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 さらに、その2日後にはリグリー・フィールドでのカブス戦で今季第2号を打つなど、いよいよ「量産体制」を予感させるパフォーマンスが披露されている。

 FAで大きな期待とともに新天地へ移籍した大谷が打者に専念となる今シーズン、これまで以上にバッティングへ大きな期待が寄せられていることは言うまでもない。その中で、本拠地が変わったことが成績にどのような影響が出るかについて、メジャー公式サイト『MLB.com』が特集記事の中で持論を繰り広げている。

 現地時間5日(日本時間6日)、同メディアでは大谷をはじめとする、今季より所属球団が変わることとなった長距離打者の打撃成績の予測を行ない、ホームスタジアムの形状やバッティングスタイルについて論じた。

 ドジャースタジアムが新たな主戦場となった大谷について、同メディアは「エンゼルスを去り、12月にドジャースと10年の大型契約を結んだ。歴史的な契約の波及効果は続いているが、このスラッガーの新しいホーム・パークの影響は意外に小さいかもしれない」と指摘。続けて「エンゼルスタジアムもドジャースタジアムも、オオタニのような左利きのパワーヒッターにとっては最高の場所」と見通している。

 その上で、「ドジャースタジアムは、オオタニの古巣アナハイムの本拠地よりも左右の距離は短いが、中堅が深いため、オオタニに関する限り実質的には同じである」とスタジアムのサイズ、形状に大きな違いは無いと説明。さらに「球場の要因はさておき、2024年のオオタニにとって最大の恩恵は、彼を取り巻く新しいラインナップである」と主張しており、「ムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンの間で打つこと以上に、彼をサポートできる環境を想像するのは難しい」と綴っている。

 果たして今後、ドジャースタジアムでどれだけ大谷のバットから歓喜が生まれるのか。そしてやはり、プレーする球場がどこであれ、「MVPトリオ」の一員として打線に組み込まれることが、もっともパワーを発揮する条件と言えるのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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