パレス鎌田 ブライトン三笘との日本代表対決制す! 3人退場“大荒れダービー”フル出場で決勝弾起点に
2025年4月6日(日)1時4分 スポーツニッポン
◇イングランド・プレミアリーグ第31節 クリスタルパレス2ー1ブライトン(2025年4月5日 ロンドン)
クリスタルパレスの日本代表MF鎌田大地(28)が5日、MF三笘薫(27)との日本代表対決が実現した本拠ブライトン戦に先発フル出場。後半10分に決勝点の起点となるなど、2ー1の勝利に貢献。両軍合わせて3人が退場した白熱のダービーマッチを制した。一方、三笘は得点に絡めないまま後半18分に途中交代となった。
最近は途中出場が続いていた鎌田だったが公式戦8試合ぶりにスタメン入り。同じく先発出場したブライトンMF三笘との注目の日本代表対決が実現した。
試合は前半3分、FWマテタが豪快な一撃。強烈な左足シュートでゴールネットを揺らし先制に成功するも同31分、FWウェルベックに同点ゴールを許し1ー1で前半を終えた。
すると後半10分、鎌田が起点となって勝ち越し弾。カウンターからMF鎌田が左サイドへ展開。ボールを受けたFWエゼが中央へ切り込みながらラストパス。最後はDFムニョスが右足一閃。2ー1と再び勝ち越しに成功した。
同33分には途中出場したばかりのFWエンケティアが退場。出場から10分足らずで2枚目のイエローカードを受けてしまい数的不利となるピンチに。さらに同アディショナルタイムにはDFグエイが2枚目のイエローで退場。土壇場で2人少なくなってしまったが、チーム一丸で守り切って“大荒れ”もようのダービーマッチを制した。
ダブルボランチの一角としてプレーした鎌田は攻守に奮闘。果敢にタックルを仕掛け相手の攻撃を防ぐと、後半10分には決勝点の起点に。
2人も数的不利となった後半アディショナルタイムにはファウルを誘って相手DFの退場を誘発するファインプレー。後半5分には右足を痛めた三笘の元へ駆け寄り声を掛けるなど日本代表での“チームメート”を気遣う場面もあった。