「ショウタは最も親切で敬意を払う人」今永昇太の"ルーティン"をカブス同僚PCAが絶賛 米ファンも反応「日本の文化の一つだ」
2025年4月8日(火)11時27分 ココカラネクスト

今永が開幕から快進撃を続けている(C)Getty Images
メジャーリーグ2年目、カブス・今永昇太の好投が話題を呼んでいる。
4日(日本時間5日)の本拠地で行われたパドレス戦に先発。メジャー最長の7回1/3を投げ、4安打1失点、無四球4奪三振の快投で2勝目をマークした。
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持ち味の"高めにホップする直球"もさらに磨きをかけ、好調パドレス打線を封じ込めた。相手主軸マニー・マチャドから三振を奪うなど、存在感を示した。
これで3月のドジャースとの東京シリーズ含め3度の先発で2勝0敗、防御率0・98と圧巻のパフォーマンスを示している。
今やエースの風格も見せ始めた左腕をめぐっては、チーム内の細やかなケアもひそかに注目されている。
3月の東京シリーズで日本のファンにも俊足ぶりで注目された中堅を守るピート・クロウ=アームストロング、愛称PCAが地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」の公式Xで投稿された動画で今永について語っている。
その中でPCAは今永に関して「ショウタは間違いなく、僕が今まで出会った中で、最も親切で、敬意を払う人だと言えるだろう」とコメント。続けて「彼はいつも僕たちに感謝してくれる」とバックを守るチームメートに対し常に感謝の気持ちを示す、ホスピタリティあふれる人間性を絶賛している。
これには米ファンからも「敬意を払うことは日本の文化の一つだ」「サムライ魂」「彼は本当に素晴らしい人で、とても好感が持てる」とコメントが寄せられるなど、反響が拡がっている。
同試合ではPCAの好守備も光り、チームも勝利をおさめた。
この日の試合後会見では、今永も降板時のファンの歓声について聞かれ「以前、この歓声をアラームにすることができたらきっと寝起きもいいんじゃないか、という話をしたことがあるが、それは大きな間違いだった」とした上で、「きっとこの大歓声をアラームにしてしまったらずっと聞いていたいから、多分僕は球場に遅刻すると思います」とユーモアあふれる受け答えも話題を呼んだ。
ルーキーイヤーの昨季は15勝(3敗)と圧巻の成績を残した左腕が2年目のジンクスをものともせず、今季はどんな金字塔を築いていくのか。引き続き、圧巻の投球を期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]