『トヨタRAV4』が第5世代となって国内市場に復活。ダイナミックトルクベクタリングAWDを世界初採用

2019年4月10日(水)14時47分 AUTOSPORT web

2019年4月10日
プレスリリース


TOYOTA、新型RAV4を発売


-高い走破性・操縦安定性と燃費向上を両立する新4WDシステムを世界初採用-


●SUVらしい力強さと洗練さを融合したデザイン


●あらゆるシーンに応える、クラス*1トップレベルのラゲージスペースと便利な気配り空間


●新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD(世界初*2採用*3)」による優れた走行性能


●最新の「Toyota Safety Sense」と、「安全・安心」「快適・便利」なコネクティッドサービス


 TOYOTAは、RAV4をフルモデルチェンジし、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店、ならびにトヨタモビリティ東京(株)を通じて、4月10日に発売しました。


 初代RAV4*4は1994年、フレーム付4WDがオフロードを走行するためのクルマと位置付けられていた時代に発売され、乗用車タイプのSUV(クロスオーバーSUV)という新たな市場を開拓しました。このSUV市場は、現在でも数多くのモデルが投入され、ますます拡大傾向にあります。そして今回、SUVらしい力強いデザインとオンロード・オフロード両方の走行性能を格段に向上させた新型RAV4を発売しました。


 新型RAV4の開発コンセプトは“Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD)”です。デザインはSUVらしい力強さと洗練さを融合しており、クラストップレベルのラゲージスペースはあらゆるシーンで使用いただけます。新4WDシステムにより優れた走行性能を実現したほか、使い勝手のよい小物入れやカップホルダーなど、乗員に対してきめ細かい配慮もしています。さらに、最新の予防安全パッケージ“Toyota Safety Sense”を全車に標準装備しており、「安全・安心」「快適・便利」をご提供するコネクティッドサービスもご利用いただけます。


 世界初となる新4WDシステム“ダイナミックトルクベクタリングAWD”は、走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御するトルクベクタリング機構により、ドライバーの狙いどおりのラインを安定した車両姿勢で駆け抜ける高い旋回性能を発揮します。また、4WD走行が不要と判断した時には、後輪に動力を伝達させる駆動系を切り離すディスコネクト機構の採用により、燃費向上を図っています。


 開発を担当したチーフエンジニアの佐伯禎一は「お客様に『いつでも、どこでも、どこまでも』走りの楽しさを感じていただくだけでなく、お客様の好奇心を刺激し、新しいことにチャレンジする気持ちを呼び覚ますクルマを目指しました」と語っています。
 
*1 ミディアムSUVクラスでの比較。2019年4月現在、トヨタ自動車(株)調べ
*2 前後ラチェットシフト式ドグクラッチで切断するディスコネクト機構を採用した点が世界初。2019年4月現在、トヨタ自動車(株)調べ
*3 G“Z package”とAdventureに搭載
*4 Recreational Active Vehicle 4 wheel driveの略。開発テーマは「アウトドアでも、アーバンシーンでも見て、乗って、楽しいクルマ」


<販売概要>


1. 販売店:全国のトヨタカローラ店、ネッツ店、トヨタモビリティ東京(株)
2. 月販目標台数:3000台
3. 店頭発表会:4月20日(土)、21日(日)


<生産工場>


トヨタ自動車(株) 高岡工場
(株)豊田自動織機 長草工場


<メーカー希望小売価格>


260万8200〜381万7800円

造形テーマのクロスオクタゴン イメージ
RAV4 HYBRID G インテリア


■車両概要


1. <見て>SUVらしい力強いデザインと、運転席からの良好な視界


外観デザイン
●デザインコンセプト“Adventure & Refined”に基づき、「アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)」と「都会にも似合う洗練さ(Refined)」を併せ持つデザインを実現。オフロード性能やSUVらしいリフトアップ感に効果のある大径タイヤ*6を採用しました。


●幾何学形状の八角形(オクタゴン)2つを、90度ずらしてはめ合わせた“クロスオクタゴン”を造形テーマとしています。さらに外観の随所に多角形を織り込んでおり、タフさと安定感のある個性的なデザインを表現しています。


オフロードイメージを象徴するグレードAdventure
●“Adventure”は、力強い押し出し感を表現する専用フロントグリルとフロントスキッドプレート、ボディのリフトアップ感を強める専用フロントバンパーとフロントフォグランプベゼルを装備したほか、専用デザインの19インチアルミホイール、大型化したホイールアーチモールによって足回りの力強さを強調するなど、オフロードイメージの強化を図りました。


外板色
●外板色は、Adventure専用に新規開発したアーバンカーキを含む全8色を用意。加えて、Adventureでは、ルーフ用の新規開発色アッシュグレーメタリックを組み合わせたツートーンカラー全4色を選択することができます。


運転席からの良好な視界
●低くすることで圧迫感を抑えたインストルメントパネルや、室内から見えないように設計したワイパーなどにより、すっきりとした前方視界を確保。また、ドアミラー取付位置の最適化や三角窓によって、良好な斜め前方視界を実現しました。加えてリヤクォーターガラスの拡大やリヤドア後部のピラー断面を小さくすることにより、斜め後方視界も良好です。


2. 座ってあらゆるシーンに応えるラゲージスペースと、便利な気配り空間


あらゆるシーンに応えるラゲージスペース
●リヤシート使用状態でも、クラス*7トップレベルのラゲージ容量580L*8を確保。さらに、6:4分割可倒式リヤシートや、ラゲージ床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードを採用し、荷物の形や大きさに応じた使い方ができるラゲージスペースを実現しました。2段デッキボードは裏面を樹脂製とし、反転させることによって雪や泥などで汚れたものも気兼ねなく積み込めます。


●スマートキーを携帯していれば、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、バックドアが自動開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」を設定*9しました。


便利な気配り空間
●インストルメントパネルの運転席側と助手席側、およびセンターコンソールに、小物類を置くことができるオープントレイを配置。充電用USB端子を各席で使えるよう、コンソールボックス内部に2個、後端部に2個、標準装備しています。


3. 走ってどこでも安心して走れる走行性能と、優れた燃費性能


Confident&Naturalな走り
●ドライバーの感性を重視した走りと乗り心地の両立を求め、「Confident & Natural」をコンセプトに、路面の凹凸や横風などの外乱に対して車両が安定している安心感(Confident)と、ドライバーの意のままに操れる、自然で正確なハンドリング(Natural)の実現を目指しました。


4WD統合制御AWD Integrated Management(AIM)(4WD全車対象)
●駆動力、4WD、ブレーキ、ステアリングを統合制御。路面や運転状況に合わせて選択できるマルチテレインセレクトやTRAILモード、ドライブモードセレクトの走行モードに応じ、各制御を最適化。優れた操縦安定性と走破性、そして快適な走行性能を実現します。

左からトヨタRAV4 Adventure、G、HYBRID X
大容量ラゲッジスペース
2.5L ダイナミックフォースエンジンA25A-FXS × ハイブリッドシステム


パワートレイン(ガソリン車)
●TNGAの思想に基づいた直列4気筒直噴エンジン「2.0Lダイナミックフォースエンジン」と、無段変速機「Direct Shift-CVT」を組み合わせることで、力強くダイレクトな走りと、優れた燃費性能を両立しています。


●新開発した4WDシステム“ダイナミックトルクベクタリングAWD”を世界初*10採用*11。走行状況に応じて、前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」と、4WD走行が不要と判断した時には、後輪に動力を伝達させる駆動系を切り離して燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を採用しています。


パワートレイン(ハイブリッド車)
●ハイブリッド車には、TNGAの思想に基づいたエンジン「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を搭載した、新型2.5Lハイブリッドシステムを採用。優れた燃費と、気持ちの良い加速性能を実現しました。


●ハイブリッド車の4WDシステムとして、最新のハイブリッド技術を継承した新型E-Fourを採用しました。後輪の最大トルクを増加させるとともに、前後輪トルク配分を100:0〜最大20:80まで変更可能な新制御を採用。コーナリング中の前後輪トルク配分を最適に制御し、操縦安定性を高めたほか、後輪のトルクを上げたことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感も向上しました。


4. 「安全・安心」「快適・便利」な先進機能


最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しました。
●歩行者検知(昼間・夜間)及び自転車運転者検知(昼間)を行い、衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」


●前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」


●レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト[LTA]」


●ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム[AHB]」


●カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト[RSA]」


●付帯機能として、先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ドライバーにお知らせする「先行車発進告知機能」


パーキングサポートブレーキ(静止物、後方接近車両)
●低速走行時に壁や車両を検知するインテリジェントクリアランスソナー*13や、後退時に左右後方から接近する車両を検知して、衝突被害の軽減に寄与するリヤクロストラフィックオートブレーキ*13など、駐車場などでの安全を支援するパーキングサポートブレーキを採用しました。


コネクティッドサービス*14
●すべてのお客様にコネクティッドサービスを体感いただくため、車載通信機DCMを全車に標準装備し、T-Connectサービスを3年間無料で提供します。


●オペレーターサービス*15では、専任のオペレーターに24時間365日、口頭で条件やご希望をお伝えしながら、目的地設定や情報検索を依頼できます。


●ヘルプネットでは、突然の事故や急病時、ヘルプネットボタンを押すだけで専門のオペレーターに繋がり、車両位置情報に基づいて、迅速に緊急車両を手配します。さらに、エアバッグ作動時には、自動でオペレーターに接続し、ドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Net®*16にも対応しています。


*6 G“Z package”とAdventureは19インチ、GとHYBRID Gは18インチ、XとHYBRID Xは17インチを標準装備
*7 ミディアムSUVクラスでの比較。2019年4月現在、トヨタ自動車(株)調べ
*8 VDA法による、デッキボード下段設置時の社内測定値。デッキボード上段設置時は542L


*9 G“Z package”に標準装備、Adventure、HYBRID Gにオプション
*10 前後ラチェットシフト式ドグクラッチで切断するディスコネクト機構を採用した点が世界初。2019年4月現在、トヨタ自動車(株)調べ
*11 G“Z package”とAdventureに搭載
*12 国土交通省審査値


*13 G“Z package”、G、HYBRID Gに標準装備。その他のグレードにオプション
*14 トヨタスマートセンターと通信でつながり、ドライバー1人ひとりに寄り添ったカーライフを充実させるサービス
*15 販売店装着オプションのT-Connectナビが必要
*16 認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)の登録商標。詳しくはhttp://www.hemnet.jp/


RAV4 車両情報はこちら
https://toyota.jp/rav4/

RAV4 G“Z package”インテリア
トヨタRAV4 Adventure(アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ)
全8色展開の新型トヨタRAV4 カラーリング


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